平社員が面白く仕事をする方法

心を楽にする考え方


チームや組織の下の方で仕事をしていると、仕事内容はどうしても細切れの仕事になりがちです。チームのリーダーは、全体像を見てメンバーに仕事を割り振りますから、ゴールとゴールへの道のりも見えていますし、仕事を1から10まで自分で動かしていると感じることができます。

一方、リーダーから末端のメンバーに振られる細切れの仕事は、内容が単調になりがちですし、全体像が見えないので自分がやる仕事の意義が感じづらいです。

その状態から脱却していくには、自分の仕事の範囲を増やしていく必要があります。これ以上仕事を増やすのはキツイなと思っても、効率を上げて多くの仕事を処理していくのです。今と同じことを続けていると、自分の職位が上がらない限り、細切れの仕事をやり続けることになります。今やっている仕事の周囲の仕事もやるようにすれば、その分、自分が見られる範囲、管理できる範囲が広がるのです。

周囲の仕事をすべて取ってしまいましょう。多くの事を自分が行うようにすれば、仕事の全体像を見渡せるようになりますし、自分の権限も広がるので、細切れの仕事をしているよりも仕事が面白くなります。

ただし仕事量が増えるといっても、仕事時間が増えてしまうのはNGです。今より早く仕事を片づけ、これまでと同じ時間で、これまでより多くの仕事をこなすのです。仕事を早く終わらせたら、新たな仕事を命じられてやることが増えてしまうから嫌だとか考えるのもNGです。人が「それは私の仕事じゃないから」などと言っているの中を、むしろ自分から取りに行くくらいでいいのです。仕事量が増えたら、さらに効率的にやる方法を考えるのです。

また仕事の量が増えたからといって仕事の精度を落としたり、失敗することが許されるわけでありませんから、早く正確に仕事を行う力をつけなくてはなりません。仕事を早く正確に処理していけば、新たな仕事かつより難しい上位の仕事が与えられていきます。

厳しいですが、次々に仕事を取って自分の範囲を拡大していくことで、細切れの仕事をしているよりも仕事の面白味が増していくでしょう。

 

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