すでにある決まりや枠組みを疑ってみる

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人や周りから与えられた方法そのままで仕事を実践し、なんだか上手くいかないなと思っている人もいると思います。実際に作業する人はやりづらくて仕方がない、でも決められたことだから、そのまま続けないといけない・・・。など。

当たり前の話ですが、ものごと間違ったやり方でやっていても上手くいきません。決められた仕事のやり方がやりづらいものであれば、当事者はずっとそのやりづらい方法で仕事を続けなくてはいけなくなります。

仕事をしていて上手くいかないことが多いときは、そのまま同じやり方で頑張り抜くよりも、やり方が悪いのでないか、枠組み自体がおかしいのでないか、よくないのでないか?と疑うべきです。

メーカーの製造現場では、標準として定められた製造工程があり、その通りに作業することで、ミスをなくし効率的に製品をつくります。ただし、その標準が間違っていれば、作業者はやりにくいやり方や、ミスが出やすいやり方を続けることを余儀なくされます。事務系の仕事でも、昔からの慣習で続けていることで、とくにやらなくても仕事に支障ないこと、無駄なことがあったとすれば、それをいくらがんばっても、成果にはつながりません。

利益の出ない仕事を取ってきたら、いくら頑張って仕事をして、商品を作り出して販売しても、利益は上がらないのです。同じ仕事に努力を傾けるよりも、利益の出る仕事を取ることや利益が出るような商品設計をしなくてはいけません。

こういった仕事は、それをどのようにやるかを決めた人がいるはずです。自分が平社員の場合でしたら、仕事の枠組みを決めているのは誰か?多くは自分の上司や、仕事の流れの中でより上流工程の仕事をしている人です。前者は社長や部長あるいは課長それ以下であり、後者であれば商品・サービスの設計をしている人です。

仕事の今の枠組みが悪くて、もっとこうしたほうがいいと考えがあるのであれば、これらの人にやり方や枠組みを変えないかと意見を言うべきです。そうしないといつまでたっても、自分の仕事が楽になりませんし、成果も出づらいわけです。

製造業では、設計が重要です。製造段階で発生するロスの原因は、製造工程自体ではなく、設計による部分が大きいです。私はメーカーで仕事をしていますが、ある製品の製造工程で、製品の一部に手直しをしなくてはいけないものがありました。それはそれは、製造するごとに大きな時間がかかってしまっていたのです。さらに手直ししきれにものがでてくるため、ロスも多く出ていました。

なぜ手直しをしなくてはいけなくなったか。それはそうなる設計にしたからです。設計段階では、手直しが必要になってしまうのを見抜くこと、予測することができなかったわけですが、設計段階から、そういったムダが発生しないように設計を練っていかなくてはいけないのです。

もし、あなたやあなたの仲間が熱心に仕事をしても、成果が得られない、自分の部署や会社がよくならないのであれば、

・今自分がやっていること、また、これからやろうとしていることは、本当に必要なことなのだろうか?
・このまま頑張るよりも、枠組み自体を変えた方がいいだろうか?

と立ち止まって考えてみる必要があります。その問いにYESと答えが出たのであれば、簡単ではありませんが、枠組みを変える努力をすべきなのです。

 
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