部下を持っている方で、「部下がいい仕事をしてくれない。手間がかかってしまうなぁ」と思っている方は、少なくないと思います。仕事を丸々任せられないので、細かく指示を出していたり、あるいは、すべて自分で仕事をやったりしていると、仕事を処理するスピードは上がりません。
部下に仕事を教える時間をとり、部下を育てて、仕事を任せられるようにします。手取り足取り細かく教えるということでなく、部下自身によく考えるように仕向けたり、思い切って任せたり、部下のやる気が出るツボを押したりすることが大事です。部下自身が仕事を覚えよう、もっと仕事ができるようになろうと思ってもらうことが大事です。上から押し付けて教えても、部下は学ぼうとしないでしょう。
部下を育てる時間をつくらないと、
⇒部下が育たない
⇒部下が仕事をうまくこなせない
⇒自分がやったり手助けしたりしなくてはいけない
・・・自分の負担がぜんぜん減りません。
まず、部下を育てることに時間を使い、その時には時間がかかってしまったとしても、のちのち自分無しでしっかりと仕事をしてくれるように部下が育ってくれれば、上司である自分の負荷が軽減します。いわば投資です。
部下に仕事を教える時間はムダな時間ではなく、将来的に自分のためにもなる時間なのです。
また、余談ですが、人に物事を教えるということは、自分がしっかり理解していなければ教えることができません。教える段階でそれに気がついて、勉強をしなおしたり、本質的を熟考したりすることによって、自らの仕事への理解度がアップすることができます。
部下に仕事を教えて育てる時間を積極的につくるようにしましょう。
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