組織の下の者は自分の仕事が報われない

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なんという本であったかは忘れてしまいましたが、こんなような言葉を見たことがあります。

創造性のある面白い仕事とは、

・新しい仕事

・終わりまでやり遂げる仕事

・自発的な仕事

である。

新しい仕事であれば新鮮さがありますし、最後までやり遂げられれば達成感があります。自らやろうと思って行うことであればやる気も湧いてきます。

この逆のこと、

・毎日同じ仕事

・一部分の仕事

・指示された仕事

これは、あまり面白くない仕事ということになりそうですね。

 

組織の下位にいるほど面白くない仕事をする

労働者とは、経営者の指示に沿って仕事を達成することで、報酬をもらう人のことです。企業活動を安定的に回していくには、毎日定型業務をコツコツ繰り返すことが必要で、たとえばコンビニであれば、品を並べる人やレジを打つ人、掃除をする人です。その役目を担うのが、アルバイトやまだ20代の若い社員となるわけです。

そんな中で、組織の中で下位にいるほど、「毎日同じ仕事」、「一部分の仕事」、「指示された仕事」を行うのが普通です。

「毎日同じ仕事」は、やることに変わり映えがなく、マンネリ化したり飽きてしまったりします。

「一部分の仕事」は、自分が行うこの仕事の目的や意義が見えない仕事があったり、

「指示された仕事」は、これをやりなさいと言われてやる仕事です。自らこれをやろうと思って取り組む仕事より、やる気はでないのが普通です。

つまり、組織の下位にいる人ほど、上記した創造的な仕事に当てはまらない仕事をすることになります。

 

組織の上位にいる人は創造的な仕事をする

組織の下位にいる人たちに、どんな仕事をどのようにしてもらうか考えたり、その仕組みを作ったりするのは、組織の中でより上位についている管理者の仕事になります。

新しい取り組みや戦略を考えて実行する・・・これは「新しい仕事」ですね。

全体を見通して適切な人材に仕事を割り振り、大きな仕事を完成させる・・・「終わりまでやる仕事」ですね。

これらを自ら考えだして実行するのですから、「自発的な仕事」となりますね。

創造性のある面白い仕事とは、

・新しい仕事

・終わりまでやり遂げる仕事

・自発的な仕事

である。

組織の中で上位であればあるほど、自分の手がける範囲が広くなります。結果、「新しい仕事」、「終わりまでやり遂げる仕事」、「自発的な仕事」が増えますから、仕事に面白味が出てきやすいのではないでしょうか。

 

自分のために仕事をする

一緒に仕事をしていたある人の話に、

「組織で下の者は報われない」
「自分のために仕事をしろ」

と言われたことがありました。

組織で下位にいるほど、上位の人からの指示通りに動かないといけないし、雑用的な仕事も多く、仕事と仕事の隙間を埋めるような仕事もある。それでいて一番給料が安いのだから、「組織で下の者は報われない」というのはわかります。

「自分のために仕事をしろ」とはどういうことか?組織の中で下位に近いほど、自分のために仕事をするのとは逆に、上司のサポートであったり、周囲の仕事をしないといけないわけで、自分のために仕事をするのは難しいのではないか?と最初は思いました。

いろいろと考えた結果、その人が言いたかったのはこういうことではないかと思うようになりました。仕事は「毎日同じ仕事」、「一部分の仕事」、「指示された仕事」であまり面白くない。そして給料も安く報われない。しかし、報われないからこそ、自分のために、自分が面白くなるように創意工夫をして仕事をしなさい、ということではないか?

組織の下位にいる人が、自分の仕事を面白していくにはどうしたらいいのか?「毎日同じ仕事」、「一部分の仕事」、「指示された仕事」をどのように面白くできるのか?

「毎日同じ仕事」でも、違うやり方でより早くできるようにしたり、日々いろいろ試して実験的に仕事をする。

「一部分の仕事」でも、次の仕事をする人が仕事をしやすいようにしたり、全体像を見ながら仕事をする。

「指示された仕事」でも、自分のこととして捉えて取り組む。

自分の仕事範囲の中でやれることを企画する。○○してみようとか、○○の部分を違うやり方にしてみよう、いつもと違う○○のやり方でやってみよう、とか自分で自分の仕事を企画することが、仕事を面白くする第一歩になるのではないでしょうか。今やっている目の前の仕事を、つまらない仕事と思ってやるなら、どうにかして面白くできないかとか、何か学びを得られることはないかと考えて仕事をする、何かしら変化をつけてみることです。

 

 
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