人にはそれぞれ得意なこと、苦手なことがあります。うまくやれない苦手なことを依頼されたら嫌になるかもしれませんが、自分が得意なことであれば上機嫌でその仕事に取り組めると思います。
ならば、自分の苦手なことは、それを得意としている人にやってもらい、他の人が苦手で自分な得意な仕事を自分が引き受けるのが得策です。
やってもらうといっても、テイクだけを続けていると相手は当然嫌になってきて、関係が破綻してします。
あなたのその仕事は私は得意なので手伝いますよ。逆に今私も苦手な仕事を抱えているから、手伝ってくれないか?と提案するのがよいです。
誰でも仕事をしていく中で、自分がこういうのはおもしろいな、こういうのは好きだな、というのがあるはず。私は自分の得意に思っていることで仕事を依頼されるのは、全く嫌な気がししないですよね。
自分と相手、双方にとってプラスになればいいのですが、中にはそいったことも特に考えない人もいるようです。
自分の部下ではない他部署の人に仕事を押し付ける人、自分の仕事なのに自分は最初だけやって他の人に残りの面倒な部分を依頼する人、2人でやる仕事を自分のやる分を少なくしようとする人、仕事のバトンを放り投げて渡す人・・・
いろんな人がいます。
相手の都合は考えず仕事を渡してしまうというのも、仕事を早く終わらすという意味では一つの手と言えるかもしれません。
とはいっても、これはあんまりいいことではない気がします。相手に不利益を与えるわけですから、そんなことがずっと続けられるとは思えません。
だから、自分から他の人に依頼するときも、それを相手の好きなことや得意なことを知って、それに関して依頼するのです。自分と異なるタイプの人と協力できると強いと思いますね。
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