仕事を楽にする方法

心を楽にする考え方


サラリーマン・ウーマンが仕事をするときには、今やっていることをもっと楽にできないか考えることがとても大切です。

「楽な仕事」をしましょうということではなく、大変で難しい仕事を「楽にする」ということです。楽な仕事をするのは簡単ですが、大変で難しい仕事を楽にするのは、知恵や技術がいります。

毎日ドタバタと仕事をしていて大変な思いをしている、何かとトラブルが起きやすくてしょっちゅうリカバリーをしているなど、勘弁願いたいことが発生することがあると思います。こういったことに、毎度毎度がんばって対応するのはあんまり賢くありません。とても疲れて仕事をした気分にはなるかもしれませんが、こういった大変なことをもうやらなくていいようにしたり、めんどうなトラブルが再発しないようにするほうが、大事な仕事です。

また、時間のかかってしまう仕事であれば、どうにかしてもっと短い時間でやることができないか、1時間かかるのであれば半分の30分で終わらせることができないか考えて実行するのが、大事です。

仕事をしている中で、めんどくさいなあ、なんとかならないかなって感じることがありますよね。その「めんどうなこと」には改善の種が潜んでいます。

あ~めんどくさい、と毎回嘆くだけで同じように仕事を続ける人がいます。いつもドタバタしていて慌てて仕事している人がいます。同じようなトラブルが頻発して火消作業に奔走している人がいます。

こういった人たちは、外部からの影響で自分がめんどうな仕事を被っている、周りの環境のせいで自分がこうなっていると考えているようで、どうにかしようとしません。

自分でどうにかして楽になろうとしていないのです。すべてがどうにかできるわけではないでしょうが、改善しようと試みることは必要でしょう。めんどくさいな~って持ちを持ったときにそのままにしてしまうのではなくて、そのめんどくささを無くすことができないかを考えてみるのです。

・PC作業であれば、PCで自動的にできてしまう機能はないか探す
・誰も読まない資料作成があれば、なくてはいいのでは?と依頼者に聞いてみる
・同じ失敗でリカバリーに時間を奪われないように、再発防止対策をよく練る
・似たような仕事を2人でやっているので、一つに集約する
・苦手な仕事は得意な人に任せてみる、代わりに自分の得意なことを引き受ける

創意工夫で、めんどうなことや大変なことを楽にやれるようにするのです。楽になるというのは、早く終わらせることができるわけで、空いた時間でほかのもっと重要なことに時間をつかうとか、考える時間をつくるとか、新しいことにチャレンジしたりとか、あるいは早く退社するといったことができるようになります。

サラリーマン・ウーマンとは、極論すれば時間を切り売りする仕事です。早く仕事を終わらせることができれば、切り売った時間あたりでより多くの生産活動ができるわけで、その人を雇う側の経営者にとってプラスになりますし、当人にとっても早く退社することができるのでプラスになります。

会社の仕事はすべてが自分のやりたいことではなく、やりたくないこともたくさんあります。やりたくないこと、やらなくてはいけないことで、業務時間をほとんどを使ってしまっているようでしたら、考え直す必要があるかもしれません。やりたくないこと、やらなくてはいけないことを楽にできるようにして、空いた時間に自分のやりたいことをやるのです。

 

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