迎合すると疲れてしまう

心を楽にする考え方


自分の意見を問われたときは自分の意見を述べるべきであり、迎合するべきではありません。会社で仕事をしている場合は、会社は組織ですから上司と自分の意見が違っても最終的には上司の指示に従います。決まったことに対してあれこれ意見・文句をいったり、チームの進行を妨げたりするのは慎むべきですが、自分の意見を問われたときは、まっすぐに答えるべきです。

会社の部長クラスの人から、課長以下に対して○○をするという指示があり、ある課長がそれに対して強く反対をしていることがありました。内容自体は大した話ではなかったので、平社員である私はその点に関しては、部長がそう考えるなら私もそうすると思っていました。

しかし部長のいないところで、反対している課長から「あなたはどう思うのか?」と問われたときに、部長の考えどおりに進めていいと思いますとは言えないような空気でしたので、つい「自分はどうちらかというと反対です」と課長の意見に同調してしまいました。そうしたら、部長に反論するための情報集めとして、課長から「○○を調べてくれ」と指示をされました。この課長というのも直属の課長ではなく、他の部署の課長です。私は自分の賛同していないことのために仕事を行うことになってしまったのです。嫌々その調査を行いました。

迎合して自分の意見で無いことを言うと、自分がやりたくない、自分の考えでない仕事を嫌々する羽目になるのだな、と学びました。自分は部長の考えに賛同していると言えばよかったのです。そうすれば嫌々行った調査の仕事を課長から命じられることはなかったはずです。命じられても断ることができました。

迎合することで、まっすぐに仕事ができなくなり、面倒くさいことをすることになります。

 

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