不満で嫌な出来事の原因は人間関係にある

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以前、会社に行って仕事をするのが嫌だなぁ…と思ってしまう時期がありました。毎日毎日、嫌な気分になってばかりで、仕事が終わってからは、お酒を飲まずにはいられないような時期が続きました。このままではまずい、どうにかしないといけないと思い、嫌になるのはなぜなのか?考えることにしました。

・自分がどんなときに嫌な気分になっているのか
・周囲の人がどんなときに嫌な気分になっているのか

これらを把握しようと思い、自分に嫌なことがあったときに、また周囲の人が嫌そうにしているときに、それらをひとつずつ記録していきました。「こういったことがあって、このような理由で嫌な気分になった」と記録し、嫌になった出来事とその原因を探っていきました。これを嫌なこと研究と名付けました。

仕事をしていて嫌な気分になるのは、すべて人間関係によるものであった。

嫌な気持ちになった自分の記録、周囲の人の記録を見ていくと、すべてが人間関係によるものでした。

他人とコミュニケーションと取る際に、自分の思った通りにならないことに対して、イライラしたり嫌な気分になっていました。自分の思いが通じず、自分の思ったように相手が応対してくれないので、自分がないがしろにされていると思えてしまうから、嫌な気分になることが多かったのです。それは私も周囲の人も同じように思えました。

部下からの報告がない

たとえば、部下からの報告があるべきところで無かったために、激昂している方を見たことがありました。

本当に心底怒っているようでした。

その方は、ちょっとした小さな話でも報告がないことにイライラしているように見えました。 普段「報告してくれよ」と部下に伝えているのに、部下が報告してくれないのは、 自分が軽く思われていると感じているようでした。自分が重要な人物として扱ってほしいのに、自分がないがしろにされたことに怒ったように見えました。

このようになってしまうのは、相手に期待をしているからです。期待をかけること自体いけないことではないのですが、 報告してほしいと期待しているのに、部下が期待通りに報告してこないから、怒りがこみあげてくるのです。 怒りがこみあげたり、嫌な気分になるのは、期待と現実のギャップにあります。

現実÷期待(願望)=満足度

この値が小さくなるほど不満になり、イライラしたり、嫌な気分になったりします。

他者に期待しないこと

現実÷期待(願望)=満足度

この式で考えると、現実が同じであれば、期待が大きいほど満足度合いは小さくなり、期待が小さいほど満足度合は大きくなります。つまり、期待を大きくしてしまうとその分、現実の結果も相応の大きさでないと、イライラしたり、嫌な気分になったりしやすいのです。ですから、

「○○をやってくれるだろう」とか「言わなくてもやってくれるだろう」などと過度に期待しないことです。

相手にやってほしいことがあれば、はっきりとお願いをすべきですが、それでやってくれないのであれば、それはしかたがありません。

他者に期待をしないようにします。あの人は○○をやってくれるだろうなどと思っていないのであれば、その人が○○をやってくれなくても、なにも思いません。もともとやってくれると思っていないのですからね。逆にやってくれたとしたら、期待していなかった分うれしくなるわけです。

他者とは、人だけでなく会社や社会のことも指しています。会社や社会に対して、自分のために便宜をはかってほしい、自分のために動いてほしいと願うのは、子供のように見えます。

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