価値はないと思ってしまう自分の業務にも付加価値をつけて人の役に立つことはできる

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会社の中で仕事をする際、任された業務をそのままやっているだけでは、あまり評価もされないし、おもしろくない場合もあるかと思います。

私の職場に、製造データを入力業務を行っている方がいます。製品が完成したら、その製造に関する記録をコンピュータに入力する業務で、専用のソフトを使用して行っています。

会社から依頼されている業務はデータを入力することが主になっています。この業務を、データだけ入力していればいいと捉えてそれだけをやってるのか、それとも、なにかプラスアルファできることはないかと考えて実践しているのか、ここで仕事の価値が変わります。

私が仕事をしているのはメーカーです。毎月、原材料や在庫の棚卸をするのですが、ある月末の原材料の棚卸で、帳簿上の数字と実際の数字に大きな差異が発生していました。普段では発生しないような大きな差異でした。それを知った工場長がそのデータ入力者に、

「なぜこれが発生したかわからない?」

と聞いたのですが、その方は

「いや、わからないですけど」

と、知らないのが当然といったような答えをしていました。

横でそれを聞いていた私は、原材料のデータも含む日々の製造データを入力しているだから、なにかピンとくることはないのか、こういったところに原因があるのではないか、とか、ここが気になるので確認してみますとか言えないものなのか?と思いました。

要は、データを入力するだけ、それで終わり、ではなくて、さらに価値の提供をしようと考えないものなのか?ということです。

私も、そのデータ入力者に質問をしたことがあります。

使用した原材料のロットを確認したいので、専用ソフト内のデータを検索できないか聞いてみましたが、やり方がわからないと答えが返ってきました。これがすぐできると助かるのになと思ったのですが…。その他にも、こういったデータをぱっと出してもらえると助かるのにな、というのは多々あります。

データ入力はどちらかというと単調な仕事になるでしょう。仮にこんな仕事つまらない…と思っていたとして、愚痴を言うことは簡単です。しかし、そのつまらないと思っている仕事、単なる作業的な仕事、どのような仕事であったとしても、それをもっと価値あるものに昇華させられないか、を常に考えることが大事ですし、つまらない仕事を面白くしていくためのひとつの方法でしょう。

身近な人にとって、リーダーにとって、会社にとって、社会にとって役に立つ価値あるアウトプットができないかを考えるのです。

そのためには、どうするべきか。

仕事とは、誰かが求めていることをするものですから、この求められているものを察知することから始まります。相手が直接言ってくれればいいのですが、言ってくれないこともありますし、当人の相手も気が付いていないこともあります。

とはいえ、あると役立つもの、やってもらうと助かることは、その人の業務の中や会話の中にヒントがあらわれてくるはずです。その相手のやっている業務を盗み見たり、その言葉を拾ったりして、

「こういうデータあれば、リーダーのあの人にとって役に立つかも」

「こういうことをすること、あの人は助かるかもしれない」

と考え、実際に発信したり、実行してみます。そして反応を見てみましょう。相手が求めているものを提供できれば、なにかしらの反応があるはずです。相手が別に必要としていないことであれば、とくに反応はないでしょう。そうしたら、また「こういったものが役立つのでは?」と仮説を立てて、また提供していけばいいのです。

 
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