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安宿・ホテルに泊まる
ゲストハウスやユースホステルなど、安く泊まれる宿・ホテルが各都市にあります。素泊まりでいいのであれば、宿泊料金は4000円から見つけることが可能です。
24時間営業の銭湯・健康ランドに泊まる
どの都市にあるわけではないのですが、全国各地に24時間営業の銭湯や健康ランドが存在しています。どのような施設なのかといいますと、大きな銭湯あるいは温泉、食事処があり、特大な施設であればマッサージ施設、ゲームが併設されています。
ソファが並んだ部屋やマットレスが並んだ仮眠室があり、そこで眠って一晩泊まることができます。また、仮眠室がいっぱいで埋まっている場合など、ロビーの壁際に寝転がったり、営業時間の終わった食事処の座布団の上に横になったりする人も見られます。そのようにして一晩を明かすことが可能です。
これらの施設とは別に簡易的な宿泊部屋があったりますが、そこを使用するとなると使用料を払うことになり、普通にビジネスホテルに泊まるのと同じような料金になってしまいます。
料金はおおよそ2500円~3500円くらいの範囲で、通常の入館料が1500円、深夜追加料金が1500~2000円程となります。
キャンプ場に泊まる
テントを使用してキャンプ場に泊まる方法です。車やバイクで移動するときには、そのままキャンプ場に行けばいいですので活用しやすいですが、電車やバスで旅行するときには路線の近くにキャンプ場が無いことの方が多いでしょうから、活用しづらいかと思います。
また、テントを持参しなければいけませんから、その分荷物が増えますし、テントを持っていない方は新たに購入する必要が出てきますね。
キャンプ場の料金は、安いところは数百円、高いところであれば数千円の料金がかかります。首都圏などでは、料金は高めで、北海道ではキャンプ場料金はどこもかしこも数百円程度でとても安いです。
私も北海道を旅行したときに、キャンプ場に宿泊したことがありますが、夏休みにもなるとバイク旅行者、家族での車旅行者で賑わっていて、自分と同じような旅行者と仲良くなったりすることもできます。
ライダーハウスに泊まる
同じく北海道の話になりますが、北海道にはライダーハウスと言う宿が点在しています。もともと旅行好きであった人が北海道に旅行に来るライダーに泊まるところを提供したり、現地の方が空き家をもっているからと、宿泊施設して開放していたります。
私も一度だけライダーハウスに宿泊したことがありますが、素泊まりで料金はたしか1泊300円だったと記憶しています。
ほんとうに食事やらサービスやらは何にもないまさに素泊まりではありますが、他に宿泊客はいない小さな2階建ての一軒家に泊まらせていただきました。私が宿泊したところには、こたつと布団くらいしか置いてありませんでしたが、他のライダーハウスには、食事付きであったり、お風呂が大きかったりするところもあるかと思います。
車中泊
北海道で旅行した際の事(北海道話ばかりですみません)、キャンピングカーで旅行する老夫婦をよく見かけました。道の駅にキャンピングカーを停めて中で眠っていました。
キャンピングカーでなら快適な睡眠ができますが、普通の車ではどうでしょう。大型の車でシートを倒して横になれるのであればいいですが、そうでない場合、座席は倒すにしても半分座ったままの睡眠となり、とても不快なものになります。眠れないわけではないですが、これが旅行中毎晩続くとなると、とれる疲れもとれません。
何日か旅行する中で、他の選択肢が無く車中に泊まるしかないというようなときにするくらいでしょうか。
夜間バス、夜間列車
移動と宿泊を兼ねることができ、旅行費の節約につながります。 ただし、これも車中泊まりと同じで疲れがたまってしまうでしょう。大きな余裕のあるシートで眠れるバスもありますが、それでも横になって眠るよりは疲れが取れませんし、移動している車の中というのは、宿泊施設でゆっくりするのとは当たり前ですが違います。
1日だけならいいですが、何日も続くとぐったりしてきてしまうかもしれないですし、何日も連続で夜間バスに乗るなどの調整をするのも面倒な気がしすね。
ネットカフェに泊まる
今では都市に行けばどこでもネットカフェがあり、座席も革張りのリクライニングシート、フラットのシートがあり、漫画・雑誌は読み放題で、ジュースなどの飲み物も好きなだけ飲める。宿泊には悪くない気します。
気をつけたい点としては、フラットなシートの部屋もあるにはあるが、同じく宿泊する人がいて埋まってしまえば、普通のソファーで一晩を過ごさないといけなくなってしまう事、喚起がしっかりできておらずタバコの臭いが気になるところもある事です。また、周囲に人もいますので落ち着かず、快眠は難しいかもしれません。
他に泊まるところが無いというときに利用するのがいいでしょう。
カラオケに泊まる
基本24時間営業であるので宿泊のために利用することは可能です。部屋の中にはソファがありますので、横になることは可能です。しかし、隣の部屋から歌声が聞こえてきたり、部屋に監視カメラがついているため、堂々と眠るわけにもいかず、仕方なしにカラオケをするという状況では、翌日に疲れを持ち越してしまいますね。
若い学生の旅行であれば、そのまま眠らずに乗り切って、翌日の移動中に眠るといったことが可能でしょうけれども、ある程度の年齢を重ねると、体力面での問題が出てきてしまいます。
最後に野宿
宿泊施設やキャンプ場など管理された区画以外のところで、公共の場所や自然に近いところで夜空の下で眠ってしまうことを野宿と呼ぶことにします。野宿をする場所としては、公園、駅、バスの停留所、人里離れた場所などが候補地となります。
昔、学生の頃には、駅の待合室のベンチの上で眠ったり、自転車旅行した時にはバス停の停留所に泊まったりしたことがあります。駅の待合室というのは、田舎のとても小さい駅の待合室でしたが、寝袋で眠っているところに始発電車が着てしまい、人が何人かやってきて、待合室で電車が来るのを待っていたりして、とても気まずかったのを覚えています。
また、別の田舎の駅の前のベンチ眠っていた話ですが、朝になって寝袋を片づけていたら、近くに住むおばさんから、食べ物をいただいたことがありますし、自転車旅行で道の宿のベンチに泊まった翌朝、同じく寝袋を片づけている時に梨をもらったことがありました。
逆にこれは危なかった話になるのかもしれませんが、田舎の公園のベンチで寝ていたら、不良っぽいようなグループがやってきて、公園内でワイワイ話をしたり、花火をしていました。絡んできたりする悪い方ではなかったですが、一応こちらに気が付いて、何あそこの人、と思われていました。というかその声が聞こえました。
野宿の注意点としては色々あるのですが、一番は自分の安全を確保すること、それから、他人に迷惑をかけないことです。 都市の中で眠るのは、安全面でも問題がありますし、周囲の人にも迷惑を与えるかもしれませんので、避けた方がいいと思います。
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