私は、仕事で何か特別なできごとがあったり、考えを巡らして思いついたことがあったりしたとき、記録を残すようにしています。今日はこれがよかった、うまくできた。逆にここが悪かった。次からこうしよう、といった内省の日記でもあります。
そこには、仕事をしているときに、嫌だなと思ったこと、イライラしたことも書かれます。
同じことでイライラし続けていた
ある時、前年に書いたこと記録を見返していると、会社であった嫌なこと、イライラしたことが書いてありました。これこれこういうことがあって、あの人がああして・・・こう感じた。自分は人にはそうしないようにしよう、今度からこうしようといったことが書かれていました。
読み進めていくと、例えばこのようなことがありました。メーカーでの商品開発から工場での量産体制をつくる際、設計部門が出す資料や情報提供が、開発スケジュールに対して遅くなっていて、そのシワ寄せが後工程である私のところにきていました。とにかく急ピッチで仕事をしなくてはいけないことが多く、振り回されていました。設計は後工程のことを全然考えていないのだなと、イライラしていた記録がありました。
ちょっと待てよ、これって、今でも変わらず同じだよな、と気が付き、他のことでも変わらずにイライラしてしまうことが起きてきています。その記録をした当時に感じていた嫌なことやイライラしたことは、翌年になっても発生していることで、ずっと同じことで嫌な気分になっていたのです。
しかも、ほとんど同じ内容なのでした!これには驚いてしまいました。
つまり、前年と同じ会社で同じ仕事をしていて、気持ちの持ち方、やってること、同僚や上司へのコミュニケーションの取り方なども同じで、嫌な気持ちを繰り返し感じてしまっていたことになります。
その内容は、自分ではどうしようもできないものでもあったのですが、前年も今年も変わらずに同じマイナス感情を抱いている、これはまずいよな、と思ったのです。
自分が同じままだと、イライラの感情も同じように続く
毎度毎度同じようにイライラして、嫌な気分になっているループから抜け出すには、自分が変わらないといけないです。相手が変わることはないですから、とにかくなんでもいいので自分に変化を起こさなければならないです。
それは、自分の心持ちでもいいですし、コミュニケーションの取り方でもいいです。昨年、一昨年と同じことを続けていたら、相手が変わらない限り、同じ嫌な感情を持ち続けることになってしまいます。自分なりに、こういうふうに考えるといいのでは?こういうふうに対応するといいのでは?と考えたことを実践していったほうがいいです。
他の記事で書いたことですが、
などを実践していきました。
実践してもまたもとに戻ってしまったり上手くいったり、上手くいかなったりしましたが、イライラすることも減っていったのでした。
トライ&エラー実験しながら仕事をして、よいやり方を見つけて改善していくわけです。
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