嫌な気分になる指示と、快く受け入れられる指示の違い

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指示の受け入れやすさ

直属の上司ではないのですが、他部署の役職が上の人から仕事の指示・依頼をされることがあります。それらの指示の受け入れやすさを考えると、

  • 仕事を嫌々引き受けなくてはいけない指示
  • 快く引き受けられる指示

があるのです。これは、ほとんど誰が指示を出しているかによります。この人から指示や依頼をされると嫌な気分になるのに、あの人から指示をされたときは大丈夫といったことは、

以前、私の身の回りにも、そのような違いのある人がいました。前者をAさん、後者をBさんとします。

Aさん指示をされたときには、対応するのが嫌な気分になるのに、Bさんから指示をされたときには、前向きに対応ができ、すぐその仕事に取り掛かることができるのです。

この違いはどこから生まれてくるのだろうと考えてみました。

嫌な気分になる指示は、上司自身の利益のための指示

Aさんの指示には、

「自分の部門でこれをやると時間がかかってしまうからな、他部署のあいつにやらせておけばいいか」

といった気持ちがあるように感じました。

本来は自分できることであるし、誰かにやらせるのであれば、自分の直属の部下にやってもらえばいのですが、自分や自分の部門が労を少なくするために、他部署の私に依頼をしてきたのでした。言ったあとは、全部任せてやらせてしまえというわけです。

あるときには、完全におかしな命令があったときに返事に窮していると、睨みをきかせ、低い声で「できるよなぁ」と脅すように言ってきたのでした。半分パワーハラスメントでしょう。

また、

「○○もってきてくれ」、「○○仕入れておいてくれ」といったパシリのようなこともあれば、

これは、「お前が○○しなかったせいで起こったことだ」、「お前が○○しないから、俺は○○しない」

自分や自分の部門の問題を、ほとんど関係ない私に、なにかしらの接点を見つけて責任を押し付けてきていたのでした。

「○○もってきてくれ」、「○○仕入れておいてくれ」と言われると、こちらは一回り年下のこともあり、嫌々ながらも受けた指示を実行していたのですが、さすがに怒りが溜まってきて、あるときから完全に断るようにしました。

すると、脅すようにして命令をしてきたので、毅然とした態度をとり、こちらも強い口調で断りました。その人は面を食らったようでした。その後は、パシリのような仕事の指示や、理不尽な責任の押し付けが無くなっていきました。

舐められていることを受け入れたままでいると、そのまま舐められたままです。

話がそれましたが、受け取る者が嫌だと感じる指示や依頼は、その人の依頼者まったく自分の利益のみを考えて出したものであることが多いです。

快く受け入れられる指示は、チームや会社全体を考えての指示

一方のBさんの依頼はというと、これをやると、こういうふうに良くなるからやってくれないか?と言われるわけです。

言い方もあるのでしょうけれども、一番の違いは、その依頼や指示が個人の利益のためのものなのか、それとも部門や会社全体を考えてのものなのかの違いであると思いました。

Bさんの指示は、私以外に他にやれる人がいなかったり、私が一番適任であったりすることが多いです。

指示する側の心持ちの違いが、言動にわずかな違いを生むのでしょう。はっきりとは意識しなくても、この人は自分の利益のためだけに、そういう話をもってきているのだな、この人は自分の利益ではなく全体を考えているのだな、と感じとってしまうのでしょう。

そうして指示を、嫌だなと思ったり、快く受け入れられたり、違いが生まれてくるのです。

 
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