立場が下の者は使える使えないで評価される

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ある人が会社を辞めることになりました。Aさんとします。Aさんは、正直にいって窓際族というのでしょうか、会社の中では日の当たらない部署で、重要度の低い仕事を与えられていました。Aさんの上司になる課長が、さらに部長にその辞める人に関する話をしていて、このようなことを話してました。

「(その人が)いたらいたで使うけど、いなかったらいなかったで、代替えできます。」

Aさんは一応使えるからいたらいたで使うけど、いなかったら困ってしまうほどの人材ではないってわけです。どうでもいい仕事、他の誰でもできる仕事をあてがわれていましたのですから、当然でした。

労働者は、雇う人にとって使えるか使えないかを判断されます。そうじゃないっていう会社もあるかもしれませんが、大多数ではこうなります。

雇用をする経営側の人にとって、自分の指示通りにやらない労働者、自分の意図通りに動けないない労働者は、いらないと思うのが普通ですし、ずっと使っていてもいらなくなったら捨てることもあるでしょう。

 

店舗経営者の話

私には店舗を経営している知人がいます。正確にはその知人の親が事業を始めて、知人は学校を卒業した後に一緒に店舗を切り盛りして、経営に携わっています。店舗の業務を回す人は、ほとんどのアルバイトです。

私がまだ社会人になりたての頃の話です。あるとき、その知人とご飯を食べていて、その店のアルバイトの話になりました。

「ルールを守らなかったり、ちょっとした悪さをしたりするアルバイトがいてさ」

と話始めました。

「別にこちらの言うようにやってくれないのであれば、今後の契約はしない。立場が分かっていない」

と言ったのを聞いて、私は驚きました。社会人になったばかりで労働に関する概念もなかったのですが、なるほどそういう見方をするのだなぁと経営者側の視点を知ってビックリしたわけです。

 

自分は会社にとって役に立つのか?

会社の中でもっとダウンサイズした話で、ある課の中であれば、課長にとって平社員が課の中でどれだけ役に立つか?が会社員としての評価です。

昔、終身雇用で定年まで雇用が保証され、年功序列で年が上がれば必ず賃金も上がっていた時代にあっては、会社に忠誠を誓って、会社の求めるように仕事をしていくのが、自分にとってもベストな選択になっていました。

会社や上司の言う通りに仕事をするのが大変で、若いうちは賃金的に報われなかったとしても、年齢を重ねるにしたがって、賃金が増えて報われるようになっていました。若いころ頑張った分を、年を重ねると取り戻せるというわけです。

しかし、それはもう過去の話です。

今、頑張って会社のために仕事をしても、終身雇用が保証されているわけでも、年功序列で賃金も必ず向上していくわけではありません。平均年収も1997年の467万円をピークに、以降下落傾向にあります。リストラの憂き目にあった人や、何年仕事をしていても昇給がまったくない人はいくらでもいます。

他の誰でもできるような仕事をしているとしたら、あぶないです。この現実にはどう対処したらいいでしょう。

 

会社の外では何ができるか

まずは、会社や上司にとって役に立つ存在になる。上司にとって徹底的に使える存在になることです。使える存在にならないと面白い仕事、スキルのつくような仕事は与えられることはないです。言ったことすらやらない・できない人、簡単な仕事も完遂させることができない人には、どうでもいい仕事を与えておけばいいか、といった発想になります。

ですので、まずは今の会社にとって役立つ存在になることで、より高度な仕事をもらえるようにします。

その上で、今いる会社を放り出されたら?を考えてみることです。他の会社でこの仕事につけるだろう、個人でこういう仕事ができるだろう、考えておくことです。

今の会社内で、今の会社の仕事だけで通用する業務だけでなく、プラスαのこともできるようにしておくべきです。完全に同じ職種でなくても、この職種は今やっている自分のこの仕事を応用すればできるかも、とか、今の業務には少ししか活用できないけどこれについて勉強をしておこうとか、やるべきですね。

他の会社でできることや個人でできること、要するに今自分が勤めている社外でできることをつくっていくのがよいのではないですか。

 

 
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