なぜか、こちらが話そうとしたときに、相手もちょうど話始めてしまうことはないですか?特に電話のときです。
これは、相手が悪いのか、自分が悪いのか?
話を聞いているほうが相手の話が終わる前に、話始めてしまうことが理由としてあります。
話が終わったと思ったら、まだ続きがあってそこでかぶることもありますし(タイミングのはかり方が下手)、
また話が長いと、完全に話が終わっていないのに、途中の区切りで口を挟んでしまい、かぶってしまうこともあります(終わるまで待てない)。
話が終わるまで待てないのは、話す方が悪い場合もあります。つらつらとどうでもいい補足説明とか、もうすでにわかっている話などが長く続くのがそう。
話始めがかぶるのは、とくに電話で起こりやすいです。電話は相手の表情が見えず、声だけで話始めるタイミングを判断をしなければならないためでしょう。
私もふだんの仕事で、電話でよく話がかぶってしまう人がいます。この人をSさんとします。
Sさんは、私がまだ話している途中なのに話出したりして、話が重なってしまい、逆に私が相手の話を聞いていて、話が終わってもう続きはないなと思って話始めると、相手も話し始めてかぶります。
で、どうぞとか言って譲るわけですけど、私が悪いのかな?でも、他の人とはかぶらないけどなぁと思ってました。あるとき、同僚とSさんについて話をすることがあって、「Sさんってよく話かぶらない?」と聞くと、「よくかぶる!」と言うではないですか。
ほとんどの人は、相手の話をしっかり聞いてから、タイミングをはかって、自分の話をするのはふつうにできるはずです。自分が話始めるタイミングをはかる力があるのに、話始めがかぶってしまうことがあるのは、次の理由ではないかと思います。
■話し始めるタイミングをはかる力を相手が持っていない
こちらがタイミングをはかっていても、相手がそれをまったく考えていないと、話がかぶることもあるでしょう。
■相手の話が冗長すぎて、終わるのが待てない
相手の話が要点がまとまってないわ、長いわで、もういいよって気分になると、遮って口を挟んでしまいます。で、口を挟んだときに、かぶってしまう。まあこっちも我慢できずに口を出してしまっていることにはなりますから悪いのですが。
私の身近にほんとに不要な付属情報を大量につけ加える人がいます。長々と話をしますが、その話、1行でまとめられますから!といつも思っています。その人の話を聞くときには、頃合いを見て途中で私が話始めてしまいます。
その場合は、
■相手にあまり気を使っていない
極端な話ですが、たとえば社長と話をするときに話始めがかぶるでしょうか?かぶらないと思います。なぜなら、集中して相手に気を使っていて、相手の話を最後まで聞くとか、より意識して行うはずですから。
コメント