何も与えられないと言う前に自分は他者に何か与えているか?

心を楽にする考え方


頑張っても別に認めてもらえるわけでもないし、給料も上がらないし、報われないよな~と感じていました。与えられないことばかりにフォーカスしていました。会社の文句を言うことはないのですが、どうせこんなものだと、冷めた気分でいました。

あるとき、ふと気が付いたことがあります。自分にも部下や、あるいは直属の部下でなくても後輩がいるけれども、彼・彼女らに対しては、なにか与えているのか?ということです。

疑問符がわいてきました。自信を持って私はそうしている、とは答えられませんでした。いつも、自分は頑張っているのに認められない、与えられない、と思ってしまう人は、考えてみてほしいです。

自分は誰かを認めてあげたり、労をねぎらったりしたり、大変そうにしている人がいたら手助けしてあげたり、しているでしょうか?

どうでしょう。

はっきりYesと言える人は少ないのではないでしょうか。自分が人に与えていないのに、自分は与えられない!と怒るのは、おかしい。

まずは、自分が人に与えるのはどうだろうか?と思い私も実践しているところです。まず、不満で嫌な出来事の原因は人間関係にあるにも書いたように、他人には期待しないことです。その上でできるのであれば、こちらから相手に何か与えることです。ただしこれは、お互い自立して、自分のやるべきことはやった上での話です。

自分のスキルで相手の役立つことがあったら提供する

相手の役立つ情報があったら提供する

相手がピンチになっていたら助ける

逆にそれをしてもらったら感謝する

自分のやるべきこともやらずに、怠惰な姿勢で仕事をしていて、こちらの与えるものだけを取っていこうとする人には、こちらからギブする必要はないかと思います。

考えたほうがいいです。見返りのためにギブをするのでなく、その相手やまたは一緒に仕事をしているチームがプラスになることを考えて、提供する気持ちを持つのはどうでしょう。

返ってくるかどうかは、あまり考えない。返ってきたらラッキーぐらいの気持ちで。

 

 

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