社内においても、社外においても、何かで一番になることが重要です。
この人は○○に詳しいよな。
この人は○○が上手いよな。
と思ってもらうことで、他人から信用してもらえるようになります。信用してもらえるとは、つまり仕事がもらえるようになるということです。自分の業務分野で一番になることですね。この業務の中のこの分野でと細分化してもよいですから、ある分野にめっぽう詳しくなって一番になる。そうすれば、その分野では他者から信用してもらえてどんどん面白い仕事がもらえるようになります。ただし、それは一朝一夕で達成できることではなく、根気強く努力し続けなくてはいけません。長い年月がかかります。
その努力を継続しつつも、早く一番になれることはないか?
あります。どんな仕事をしているのであっても、手っ取り早く一番になれることがあります。
それは、仕事のスピードで他者を圧倒し一番になることです。
優良な大手企業や中小企業でも先進的な会社では違うかとは思いますが、ふつうのそこらへんにある中小企業の中では、本気でスピードを意識して仕事をしている人など、10人に1人もいないはずです。
周りの人を見渡してみてください。どうでしょうか。
ほとんどの人が自分のペースで、ある意味のんびりと仕事をしているのです。その中でスピードを発揮して他者を圧倒するのは、難しい話ではありません。上司からの依頼や他部署からの依頼など、すぐできる仕事であれば、依頼された直後に速攻で手を付けてしまうのです。
少し考えれば返事できること、少し作業すれば完成する仕事であっても、すぐにやらない人はたくさんいます。まあ、あとでやろう、明日やろうといった具合です。そういった人がほとんですから、速攻で仕事を仕上げることを実践すれば、すぐにスピードで一番になれるはずです。
スピードは評価されます。仕事の依頼者にとってはとても助かることだからです。仕事の依頼者にとっては、任せた仕事が完成して上がってこないと、自分の仕事を進めていくことができず、足止めを食らってしまいます。また、仕事が遅いと、いちいち確認をとったりしないといけませんし、内容の一部を忘れてしまって調べなくてはいけないなど、ロスが増えてしまうのです。
これは非常に困ります。
一方で、依頼者が仕事を誰かに依頼した時に、すぐにその仕事が完成して戻ってくると、依頼者はスムーズに仕事を進めていくことができ、助かるのです。
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