会社で仕事をしていて面倒なのがセールスの電話です。求人広告を出すと、その広告を見た人材派遣会社からセールス電話がかかってきたり、事前に調査しこちらの会社の事業内容に合わせた商品を提案する電話もあります。
会社に事業に役立つ商品・サービスの営業であるのならまだわかるのですが、ときおり、会社の中の個人の名前を指定して、資産運用に関する電話がかかってくることがあります。どこからか電話番号と名前を入手したんでしょうね。
会社に電話して不動産投資の電話をかけてくる人もいます。それで、電話に出た個人に対してセールスしているのですが、会社に電話をかけて、個人にセールスするのはNGだろうと思います。いきなり不動産投資の営業をかけて、話聞いてくれる人なんているんでしょうかね?これでどうやってアポを取るのか本当に不明です。
時間が無いからすぐに断りたい場合は、その商品・サービス内容を聞いたら、
「特に必要としていません。失礼します」
と言って切ってもいいですし、
「会社の決まりで電話でのセールスはお断りしています」
といって、ガチャ切りでもすればいいでしょう。
「商品サービスの提案内容を郵送でお送りください。検討いたしまして、必要があれば弊社より連絡いたします」
と、電話の外に戦いの場を移す方法もあります。
私がセールスの電話の対応でするのは、学ぶこと、遊ぶことです。
セールス電話からこうして学ぶ
あくまで時間があるときの話ですが、私がおススメしたいのは、話を聞いた上で、その商品サービスは弊社には必要ないとロジカルに必要ないことを伝えることです。そして、トークを続けるのです。○○の理由で必要ないです、と伝えるとすぐに下がって電話を切ってしまう人が多いのですが、中には、なんとかあの手この手で話をつなげ、質問をして情報を引き出し、提案をしてくるつ強者もいます。それは会社のマニュアルなのか、その人が頑張ってやっているのか知りませんが。ここから学べることがあります。
自分が営業であればとくにそうですが、営業をするときには、
どのようにしたら商品・サービスに興味を持ってもらえるか
どのようにしたら情報を引き出せるのか、それにはどういう質問が効果的か
どのようにしたら相手のところに飛び込めるか
といった点を学ぶことができます。
セールス電話でこうして遊ぶ
■おかしな点をつっこむ
あるセールスの電話で、
「会社の外で御社の他の従業員の方ともお話させていただいたのですが、…」
といった話が出てきました。おそらく、他の人も話をしていますよ、だから大丈夫ですよ、と安心感を与える作戦だと思います。
完全にウソなので、
私「会社の外ってどこですか?」
営業「会社の近くです」
私「会社の近くですどこですか?」
営業「会社のすぐ外です」
私「他の従業員って誰ですか?」
営業「プライバシーに関わるので言えないです」
私「別に言ってもいいですよ」
営業「いえいえ」
私「会社の外で話したというのは、会社の隣にあるレストランでですか?」
営業「そうですね」
私「あ、間違えた。隣にあるのはレストランじゃなくてコンビニでした。レストランってどこにあるんですか?」
営業「…」
これは会社ではなくて、自宅への訪問営業の話ですが、夜、マンションでくつろいでいたら、住宅販売の営業マンがやってきました。
営業「今あちらのマンションで工事をしてまして、迷惑おかけしているかと思いまして、挨拶にきました。~中略~、住宅販売に興味ないですか?うんぬんかんぬん~」
これは最初の入りで営業に来たと思わせないためのウソだなと思いまして、
私「あちらのマンションってどのマンションですか?」
営業「(指さして)向こう白いマンションです」
私「どれですか?そのマンションの工事しているところに行ってもいいですか?」
営業「…」
■あなたがやれば?
会社に不動産投資のセールス電話がかかってきました。
営業「不動産による資金の運用の紹介です。~中略~。この案件いかがですか?」
私「それは、儲かるのですか?誰でもできるのですか?」
営業「そうですね。」
私「じゃあ、あなたや御社がやったらいいのではないですか?」
営業「私たちは、みなさんにやってもらいたいたく紹介しているのです」
私「自分よりも、他人に稼いでもらいたいということですか?」
営業「そうですね」
私「私もそうなんですよ。ぜひこの案件、あなたにやってほしいのですがどうですか?」
営業「…」
まあ、本当に稼げるのであれば、自分でやります。自分でやるより他の人にやってもらうほうが稼げるか、またリスクがないから、他の人に紹介しているのですね。こうして、論破をして相手を降参させたり、相手の言葉がなくなるように遊んで、相手に電話を切らせるのです。性格悪いですかね?
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