やる必要の無いことをいくら上手くやったところで意味がない

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「やる必要のないことをいくら上手くやったところで意味がない。」

ウォーレン・バフェットの言葉です。この言葉からは非常に重要なことを学べます。

ビルゲイツとウォーレン・バフェットの話を少し書きたいと思います。ゲイツは、マイクロソフトの創業者で雑誌フォーブスの世界長者番付で1位になるような人物で、バフェットとは言わずとしてれたアメリカの世界的な投資家、長期投資を基本スタイルとして高い運用成績を上げ、莫大な資産を築いた人物です。この2人は、年が離れているけれども親交を重ねていることは有名です。

バフェットと会った頃のゲイツは、超がいくつもつくほど多忙でした。数多くの会議をこなし、意思決定をし、海外を飛び回っていました。一方のバフェットは、スケジュールをびっしりと埋めてしまうことはせず、時間に余裕のある時間を過ごしていました。その時間に何をしていたか?書籍や有価証券報告書などを読み、自分の頭でゆっくりと考える時間をもって日々を過ごしていたのです。生活は質素、衣服には無頓着、食べ物はハンバーガーとコーラの一本槍で偏食家だったようです。それだけ、自分の大事なこと、つまり投資活動にとっては必要ない無駄なことをそぎ落としていたのです。書物を読んで情報を得て勉強する、考えて結論を出す、この自分にとってのコアを大切にしていたのです。

バフェットは、ゲイツへのアドバイスとして、このように言ったのです。

「本当に重要なことだけを選んで、それ以外は上手に『ノー』と断ることも大切だ」

 

■バフェットの言葉

・一度考え抜いて出した結論はまず変えない

・誰でも手に入る年次報告書を50年間、毎年読んできた

・手当たり次第、読むことだ

・私は自分の目で確かめたかった

・50年たっても欲しいとみんなが思うものをつくっているか、それが私の投資判断の基準だ

・卓越したビジネスについては、その株価にかかわらず一切売るつもりがない

 

自分で考え抜いて導き出した判断基準にそって、決断、行動する。それを継続し続ける。このシンプルさがバフェットの強みです。

一般人とはレベルが違う話ではありますが、誰にとっても学べるところはあるはずです。周りの人を見てください。仕事が遅くて毎日遅くまで残業している人がいますよね?こういった人は、ムダなことをやっているはずです。必要以上にやりすぎてきて、どこかに必ずムダな動きがあります。本当にやるべきことだけを、ムダの無い動きで処理しているとしたら、仕事が遅いとは周りには思われないでしょう。

中小企業ではとにかく手作業が多いです。これらを機械やコンピュータで自動化したり、それができなければシステム化ていくことが大事ですが、その前にまず、その仕事を無くせないかどうかを考えます。業務の一覧をつくってみましょう。細かな業務もすべてリストアップします。そうしたら、バフェットの言葉を借りて、その業務一つずつ「やる価値のないことをいくら上手くやっても意味がないけれども、この業務はやる価値はあるか?」を考えてみましょう。

やる価値がないと判断したもので、やらなくても別にお客さんも自分たちも困らないよなぁと思える業務は、やめてしまいましょう。やる価値があまりないな思うけれども、やらないと会社や仲間が困ってしまう業務は、やめてもいい?と仲間に聞いてみたり、もっと簡単なやり方で進められないか考えましょう。この業務の削減は、小さなことでも積もれば結構な時間を生み出せるはずです。

バフェットにとっての大切な時間は、勉強して、考えて、結論を出す時間です。これに相当するあなたにとっての大切な時間はどのような時間でしょうか。バフェットのようにその時間に集中するのです。

 

 
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