今の業界・業種から少しだけ違うところに転職すると希少価値のある人材になる可能性あり

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転職をするのは、目的があります。

今の職場の人間関係がよくない、給料が安い、会社の場所が遠くて通勤に時間がかかりすぎる・・・。いずれにしても、誰もが自分の仕事に関することを、現状よりも良くすることを目指して転職をしようとします。

30歳を越えてくると、新しい業界や職種に転職しようとするよりも、同業界・同業種で新しい職場を探すひとが多いかと思います。

しかし、まったく同じ業界・業種に転職するよりも良いのではないかと考えていることは、今の業界や業種から少しだけずらして転職する方法です。

まったく異なる業界や業種に転職するとなると、一から知識やスキルを築いていかなくてはいけません。交渉力や文章作成力といった一般的な知識やスキルは、転職先でも活用することができますが、その業界や業種特有の知識やスキルは、ゼロからのスタートして習得していくことになります。

しかし、今の自分がいるところの少し横にある業界・業種に転職した場合は、これまで培ってきた知識やスキルを活かしつつ、新しいことも身に着けていくことができます。転職前にある程度はどのような仕事なのか予測がつきますし、これまで経験も活かせるので、転職先の新しい仕事にも早く馴染んでいけるはずです。

さらに、その転職先の業界では、自分がもともといた業界の知識やスキルが希少なものとなる可能性があります。

私はこういった転職をしたことはないのですが、私の身近にこれを実践したひとがいます。

そのひとは、あるメーカーの工場で管理系の仕事をしていました。転職した先では、小売会社の仕入れや品質保証関連の仕事を担当しました。

製品を製造して販売する側から、購入する側になったのです。

メーカーでは自分たちのつくる製品の品質を一定レベル以上に保つ管理をし、小売会社に提供していました。

小売会社に移ってからは、仕入れた製品の品質を確認したり管理する取り組みを行って、エンドユーザーに製品を提供することになりました。仕入れた商品に問題があったときには、メーカーにクレームを出し、改善を要求します。

メーカーの工場で仕事をしていたことが活きてくる仕事だったのです。

その小売会社の中で、もともとメーカーで仕事をしていた人は少ないか、ほとんどいないと思います。もともとメーカーで仕事をしていて、メーカー内情を知っているというのが、小売会社の中で仕事をするのに強みになっているように思えました。

今いる自分がいるところから、少しずらした仕事に転職すれば、これまでの経験を活かしつつも、転職先での新しい仕事を覚える。上手くやれば、その社内で他にはいない存在になれるのではないでしょうか。

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