昔まだ学生のころ、自宅のトイレで水を溢れさせてしまったことがあります。それも1回や2回ではありません。外出時に公衆トイレを溢れさせたことはないですが、家では何度もありました。家で外のトイレよりも自宅のほうが安心して気が抜けているからかもしれませんね。(公衆トイレで詰まらせた経験ならたくさんあります。)
トイレを詰まらせてしまったことは、あまり家族に気がつかれたくないものです。詰まり発生時には、トイレの便器の前で仁王立ちして、運よく流れ出してくれないか、もし流れなかったらこのあとどうするかなど、思いを巡らせることが多かったです。
トイレを詰まらせてしまったらこうしましょう。
仁王立ちして待つ
水の圧によって、自然と流れていくことがありますので、しばらく待ってみることです。トイレから離れてはいけません。次にトイレに来たひとが詰まっていることを知らず、水を流してしまうかもしれないからです。トイレから離れるなら、使うな!危険!といった貼り紙すべきでしょう。
私のトイレ詰まらせ体験談です。自宅のトイレでの話ですが、放っておくと自然と流れることが多くありましたので、詰まった後は放置してそのまま自分の部屋に戻ることがありました。次のひとが来る前には詰まりが解消されているだろうと、根拠無き自信があったのです。いえ、たんなる現実逃避かもしれません。
しかし、次のひとが早く来てしまい、中に紙の残った便器を見て、流し忘れか、と思って水を流したようです。まだ水位が少し高かったのだと思います。水が溢れて大惨事となりました。
水を何度も流す
便器内は、1回の水流しでは水が溢れないような容量になっているのではないかと思います。私の経験上でも、ふちのギリギリまで水位が上がってきたりしてヒヤヒヤすることは多々ありましたが、1回の水流しで溢れたことはありません。
詰まったとはいっても、少しずつですが水は流れて水位は減っていきます。水位が下がったところで、もう一度水を流すのです。水流のショックで詰まりを解消するわけです。
注意点は、水位が初期の位置まで下がってから、再度水を流すことです。ここは大事なので、もう一度書きます。
水位がきちんと下がりきってから水を流す
です。
水位がまだ高いのに、次の水を流してしまうと水が溢れてしまいます。私の経験を顧みると、便器から水を溢れさせたのは、つぎのパターンが多いです。
- 詰まって水位が上がってくる
- 水位が下がるのを待つ
- 再度水を流す
- 詰まったままなのでまた水位が上がる
- もう1回水を流せば流れ出しそうな気がして、水位が下がるのを待ち切れずに水を流してしまう
- 水位が上がってくる
- 止まれと念ずるが通じず、水が溢れる\(^^)/
よく詰まっているほど水の減りが遅くなります。ここは、すぐに次の水流ショックを与えたくなる気持ちを抑えて、根気強く水位が下がるのを待ちましょう。
また、流れる水量が多いトイレでしたら気をつけたいことがあります。ハンドルを動かして水を流すタイプでは、めいいっぱい傾けずに、少しだけ傾けて少しの水量となるように調整します。ボタンを押して流すタイプでは、大用と小用があるので、小用を選びましょう。
バケツを使って自分で水量を調節するのもよいですね。弱い詰まりであれば、水が溜まった水圧だけで流れ出すことがあります。
私も、水を溜まったのを数十秒見ていたら、自然と流れ出した体験は何度もしています。
スッポンを使う
自宅にスッポンがあれば、何度か水を流すことでなんとかしようとせず、無理せず早めに使用してしまいましょう。
スッポンが効かない場合に使う道具
スッポンが効かない場合は、どうしたらよいでしょうか。またしても私の体験談ですが、職場のトイレで詰まらせてしまったことがあります。そのときは、普通のスッポンでは流れなかったのです。会社の設備などを担当しているひとに相談したら、これを使えと、渡されたものがこういったものでした。
見た目の想像通りかなり強力で、詰まりが解消され、水が流れるようになりました。つぎのような商品レビューがありました。「ポンプの口は丸く、かつその上を覆うスカートみたいなカバーが付いていない、便器の排水口が四角かった。合わなかったからか、使用すると隙間から汚水が吹き出しトイレがびしょびしょになった。」
四角い排水口には使わない方がいいのかもしれませんが、この方は深くまで差し込んでいなかった可能性もあります。丸い排水口であれば問題ないと思います。
ペットボトルをスッポン代わりにする
外出先ではスッポンが無いですし、自宅でもスッポンを持っていない方は、この方法はどうでしょうか。この記事にも書きましたが、やわらかい素材のペットボトルをつかいます。硬いと扱いにくいです。トイレの場合は、500mlサイズがよいでしょう。
ペットボトルの口を詰まった排水口の部分にあてます。ペットボトルを握ってへこますと、空気がでます。もとに戻しすとペットボトル内に水が入ります。またペットボトルをへこませると、今度は水が発射します。こうして、ペットボトル砲を撃つことで、排水口に圧をあたえて詰まりを解消するのです。
強くやりすぎるの水がはねてくることがあるでしょうから、最初は弱めに加減をしながらやって様子を見てください。
専門業者に依頼する
トラブル解決してくれるサービス会社の助けを呼びましょう。
予防
トイレットペーパー以外のものを流さないこと。トイレットペーパーでも、多くつかうときには、こまめに流すことです。一度詰まらせてしまったならば、反省をして繰り返さないようにしましょう。私はむかしに何度も繰り返していました。今はなくなりましたが。
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