会社の中で上司とともに仕事をしているのであれば、多くの場面で上司の決定、承認が必要になります。仮に、自分の範囲でしている仕事も、あなたはこの範囲のことを自分でやっていいですよと上司から承認をもらっているから、それができているだけです。
上司の承認を早く得ること、早く意思決定してもらうことが、早く仕事を終わらせることにつながります。
そのためには、よく上司を観察して対策をとるのです。
- 上司が好む資料作成し提出する
- 上司の好む説明の仕方をする
- つっこみを入れそうなところについて準備しておく
- 考え方や思考の偏りを知って、それに合わせて話す
- 話を聞き入れてくれやすいタイミングで話にいく
上司のツボを知ってそこを上手くつくようにします。
こういったことをせずに、自分のしたい方法や自分のタイミングで話をしていると、受け入れてもらえる可能性が小さくなります。相手が忙くてドタバタしているときには話は聞いてもらえませんし、機嫌が悪いときには対応がきつくなりますよね。そんなタイミングで報告や連絡にいってもよい結果は得られません。
話すタイミングは大事です。例えば、いつもピリピリしている上司に対しては昼食後をねらいます。昼食を食べたあとは、消化活動のために胃腸に血が回り、脳への血流が減るので、集中力が落ちます。
お腹も満たされて満足感があるので、いつもピリピリしている上司も、昼食後は多少落ち着いているのではないでしょうか。このような時間に話を持っていけば、集中して忙しく仕事をしている時よりも話を聞いてもらいやすいでしょう。
上司の求めていないものを作り出しても、見てもらえませんし、受け入れてもらえません。相手に合わせて承認を得られる可能性を最大限に高めることが大事です。
自分本位で仕事をするのでなく、上司に合わせ、上司の立場に立ち、仕事を進めることが上司との折衝の時間をもっとも短縮することができます。それが楽しいかどうかは別として・・・。
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