目次
運動時間とカロリー消費量
ゆっくり時速15kmペースで30分運動すると約150kcalで、ペダルが重くなる負荷をかけた場合、約300kcalほど消費をします。
エアロバイクダイエットは効率よく体内の脂肪を燃焼させる必要があります。負荷を重くして坂道を登る自転車漕ぎ運動は筋トレになってしまうのです。同じ速度で長く走り続けるというのが一番消費カロリーを上げるコツです。
ダイエット目的での利用の場合は、目標消費カロリーが設定できる機種を選ぶのがいいと思います。カロリーの減少値を目標にしながら運動を行うといいと思います。
例えば、週に3回エアロバイクに乗るとして、1回500キロカロリー消費しよう!というような目標をたてて行えば、やるべきことが明確になるのでモチベーションが生まれ継続しやすくなるのではないでしょうか。
継続することによって、ダイエットを成功させるという目的を達成することにつながります。
消費カロリーの設定は、無理の無い範囲で一日30~60分ほどの運動時間で消費できそうな数値を目標としてください。
私はよく食べすぎてしまうからといって1日に1000Kcal以上を消費することを目指しても難しいです。その食べ過ぎてしまう食生活の方も合わせて見直す必要がありますね。
強い負荷は脚を太くする
強い負荷をかけてガツガツとペダルを踏み込むと、カロリーは消費できるのですが、脚の筋力を酷使することになり、筋肉がついて足が太くなってしまいます。
強い負荷がかけられ瞬発的に筋力を使うような筋力トレーニングを行うことで筋肉は破壊されます。
その後、急速を与えると筋肉は修復され、以前よりも大きな筋肉になるのです。これが超回復という筋肉増加のメカニズムなのですが、もちろんこのサイトを見てくださっている方の目的は、筋肉を付けて太くしっかりとした脚をつくることではないと思います。
有酸素運動によって脂肪を燃焼し、ムダな贅肉をとってシェイプアップすることが目的ですので、弱い負荷でゆっくりと行うことが肝要です。
短距離走の選手の足は太く、長距離走の選手の足は細いですよね。100mとか200mとかを全速力でかけるのは、筋力を目一杯使うので筋肉が太くなり、マラソンでは筋力は少し使って筋肉に弱い負荷が2時間、3時間かかり続けるので、スリムな体型になるわけです。
脂肪燃焼は有酸素運動を始めて20分たってからといわれていますので、ワーっと勢いよく頑張って15分くらいで終わり!としていたら、脂肪はあまり燃焼されることなく運動が終わることになります。弱い負荷で時間をかけてペダルを漕ぎましょう
エアロバイクのメリット
①雨が降っていても運動できる
屋内での運動ができますので、ジョギング のように天候に左右されることがありません。
日本は雨の多い国ですから、とくに梅雨や秋雨はしとしと長く降り続きますので、今日も雨だからジョギングでき ないな、今日は雨が降りそうだから外走りに行くのはやめておくかなぁ、としているうちに、エアロバイクであれば、屋内で運動できますよ。
外は雨が降って いても台風の日でも、自分の好きな時に運動することができます。
②楽しみながら運動ができる
音楽を着たり、テレビを見たりしつつの、ながら運動ができます。
その他のには、ゲームをしながら・・・、英会話の勉強をしながら・・・、というように他の事を行いながら運動することができるので、運動のための時間だけではなく、他の事も同時に行え、有効に活用することができます。
これが、屋外でのジョギングであれば本を手に持つことはできませんし、水泳であれば水泳に集中するのみとなります。
もちろん、運動だけに集中して行う方が効果は期待できますが、それだと大変なだけで長続きしないかもしれません。楽しみながら行うというのも大事かなと思います。
③スポーツジムに通うより費用がかからない
エアロバイクは数万円で購入できますから、スポーツジムに通って会費を払い続けるよりも、安く経済的です。
スポーツジムでは毎月会費を支払う必要がありますし、仕事があれば毎日毎日ジムに通えるわけではなく、ジムが自宅の近くや通勤ルートから離れたところにある場合、帰りが遅い日などはジムに行くのが億劫になってしまうこともあると思います。
その点、自宅にエアロバイクを設置すれば、毎日運動する環境は整っている わけですね。あとは、自分のやる気次第です。ジムに通い続けるよりも、少ないやる気で運動を継続できると思います。
④人目を気にしないで運動できる
「ジムに行って周りに人がたくさんいる中で運動するというのはちょっと・・・。」
「1人で集中して取り組みたいな・・・」
という方には最適です。自分の好むペースで運動をすることができますね。
エアロバイクのデメリット
保管・設置スペースが必要
エアロバイクですからそれなりの大きさです。大きいものであれば、1畳分のスペースを失うことになるので、そこはしっかり考えてから購入するのがいいと思います。例えば、商品ごとにサイズを見てみると、オーソドックスな商品であれば、
●ALINCO(アルインコ) エコバイク AFB7012
幅51cm×奥行98cm×高さ128cm
●サイクルツイスタースリム
幅47cm×奥行99cm×高さ115cm
折り畳みができるコンパクトな商品であれば、
●エアロバイク フィットネスバイク マグネット 折りたたみ
幅43×奥行63×高さ115cm
ジムに置かれるような業務用に近い商品であれば、
●オーモテットアップライトバイク
幅65×奥行103×高さ128cm
といった具合です。
あたりまえですが、よりシンプルな機能でコンパクトなタイプであれば、価格は安いが、機能は少なく安定性も大型と低くすると少なく、大型の対応であれば、機能は充実していて安定性もあるが、価格は高くサイズも大きい、ということになります。
ワンルールの部屋でもともとモノが多めの部屋で、収納スペースも開空いていない部屋にエアロバイクを置くと部屋が狭く感じてしまうかもしれません。検討しましょう。
景色の変化が無く飽きてくる
エアロバイクでの運動中は、屋外をジョギングしたりサイクリングしたりするのと違って、景色の変化がありません。室内で淡々とペダルを漕ぐことになります。
しかし、エアロバイクのメリットに書きましたが、室内でペダルを漕ぐということは、ながら運動ができるのです。テレビを見ながら、ネットを見ながら、メールをしながら運動することができるので、工夫次第で景色の変化が無いというデメリットを打ち消すことができます。
エアロバイクの選び方
エアロバイクを選ぶ際に考慮すべき点として、機能、価格、音、サイズ、収納性、安定性、デザインなどがあげられます。
価格との関係は、
- 価格が安いものは、機能はシンプルでサイズも小さめで収納性もよい
- 価格が高いものは、機能が豊富で安定性もあり故障が少ない、収納性はよくない
ということになります。
機能
パネル表示
- 心拍数(拍/分)
- 時間(分・秒)
- 回転数
- 距離(km)
- カロリー(Kcal)
などが表示されます。
心拍数や消費カロリーはわかる商品を購入するのが良いと思います。
心拍数が今どのくらいの負荷で運動しているのかがわかりますし、消費カロリーの減少量を目標として運動ができますので、この2つについての表示があるか確認してください。よほど低価格の商品でなければ表示機能は搭載されているとはずですが。
トレーニングプログラム
より機能の搭載したものには、トレーニングのためのプログラムを搭載した商品があります。トレーニングのプログラムが何種類設定されていてそれに沿って運動ができたり、自分でプログラムを設定することもできます。
サドルやハンドル
サドルやハンドルがどれだけ調整できるか、細かく調整が効く方がより自分に合った位置を設定しやすくなります。
ハンドルの数
ハンドルが複数の箇所にあると、複数のポジションがとれますので、体勢を変えることができます。サイズ部屋の保管・設置場所に余裕が無い場合、コンパクトタイプを選ぶとよいでしょう。
ただし気を付けてほしい点は、コンパクトなだけに余分な機能はそぎ落としてありますので、例えばパネルに表示できる項目は少なかったり、安定性はなかったりすることがあるかもしれませんので、商品説明をよく読んで選ぶと良いと思います。
コンパクトタイプにはこのような商品があります。
価格帯としては7,000円~80,000円程度のレンジになります。機能も必要なものがある商品でいえば、12,000円~30,000円で、このあたりの価格のものがよく売れています。


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