自慰行為の禁止によってストレスが軽減された話

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ストレスをため込むと、精神的にきついだけではなく、身体的にも不調が出てきます。たとえば、ストレスは、身体の老化を促進する活性酸素を大量に生み出します。活性酸素は、肌のシワやシミをつくりだす要因になってしまうのです。

また、いつもは背筋がのびていても、心の調子が悪いと背中が丸まってきます。見た目が悪くなってしまいますよね。

堀江重郎氏の著書「ヤル気がでる! 最強の男性医療」(p109)によれば、ストレスは、男性ホルモンであるテストステロンの値を下げ、男性機能の低下を助長したり、精神状態にも影響を与えます。

ストレスはうまく解消していくべきですが、ストレスを解消するためにやっているのに、さらにストレスをため込んでしまう場合があります。やけ酒をして二日酔いになれば、翌日の仕事のパフォーマンスに悪影響が出るでしょう。すると仕事が上手くいかずにストレスが溜まり、下向きのらせん階段を下るような状況になってしまいます。

ギャンブルもそうでしょう。ギャンブルは勝てるようにできていません。負けて損したら、誰でも嫌な気分になります。短期的に、1回、2回、あるいは1日、2日であれば、勝てることもあるでしょう。しかし、ギャンブルは長期的に行っていると、必ず負けるようにできているのです。

また、恥ずかしい話ですが、私は自慰行為でストレスを発散してしまうこともありました。なにかを外に出すことはストレス解消になります。涙でも、汗でもそうでしょう。自慰行為も一時的なストレス発散にはなりました。

お酒やFXでストレス発散

私は、FXでストレス発散をしていました。

日々変動する外国為替レート。その価格差を利用し、利益を得るために行う売買取引がFX(外国為替証拠金取引)です。日本円をつかって外貨を買ったり、逆に外貨を売って日本円を買い戻したりします。為替の変化に合わせて上手く売買できれば、その差益を得ることができるのです。

ストレスが溜まったときには、なんとくなくFXをやり始めてしまうことがありました。意識はしていませんでしたが、ストレスの発散するためにやっていました。やっているときだけは、気を紛らわすことができたのです。

FXは、実力のないひとにとってはギャンブルのようなものです。結果、勝って利益をだせることはほとんどなく、ひどいときで1日に2万や3万を損することもありました。ストレス発散にはなっておらず、逆にさらなるストレスをため込んでしまいました。

そのたびに「もう、やめよう」と思うのですが、今はスマホで簡単にFXができてしまいます。アプリを削除しても、ふたたびダウンロードするのはすぐにできてしまいます。またやってしまうのです。

また、お酒の力でストレスを発散することもありました。1人で缶チューハイ500mlをあけて、ぐいっと飲むと、そこそこに酔えて楽しい気分になってきます。一時的にでも明るい気分になれます。

気は紛らわせるかもしれません。でも、FXも酒も、一時的な逃げ場でしかありません。

仕事でストレスが溜まっていたのは、仕事が遅くなった時に多かったです。自ら仕事に取り組んで仕事が遅くなるときはいいのですが、自分ではまったくコントロールできない原因で、私の仕事が遅くなってしまうことがありました。また、理不尽な扱いを受けたときも、ストレスが溜まりました。

仕事が遅くなる→ストレスが溜まる→酒を飲む→理性が効かなくって「少しだけと…」言ってFXをやりだしてしまう。このパターンが多かったです。酒を飲んでギャンブルなんてやるもんじゃありませんよね。

お金よりもムダにしているのは、時間です。FXは長いと2~3時間やっています。4時間はやっていたかもしれません。こんなに時間をつかったのに手にするものは、なにもない。それどころか、むしろお金を失っています。

ストレス解消をしたいのに、逆にストレスをため込んでいました。まさに破滅的なストレス解消方法です。

禁欲生活を始めてからどうなったか

自慰行為を禁止し、禁欲生活を始めてから3週間目の頃に気が付きました。そういえば、FXも酒もやっていないな、と。

ほとんどやりたい気持ちが湧いてこなくなりました。やりたくなることは稀にありますが我慢できるようになりました。以前は、我慢ができなかったのです。耐えられなかったのです。

なぜやらなくなったかといえば、まず、ストレスが減ったからだと考えています。自慰行為の禁止によって調子がよくなり、仕事に前向きに取り組むので、以前よりもストレスが溜まりません。

しっかりと寝るようになったので、次の日調子よい。早寝早起きで時間に余裕があるので、待たされてもイライラすることない。以前は、コンビニのレジで待たされただけで、イライラしていました。

それから、自慰行為を禁止し、ヒトの欲のなかでもっとも強いものである性欲をコントロールできているから、それ以外の他のことでも自制が効くようになってきました。性欲をコントロールすることに比べれば、その他の欲を抑えるのは難しくありません。

やりたいことがあるので、酒やFXに時間をつかうのがもったいないとも思うようになりました。

ストレスを軽減する話

ストレスを軽減するためには、

  • ストレスを減らす
  • ストレスをよりよい方法で発散する(破滅的なストレス発散をしない)

が必要になります。それでは、まずはストレスを減らすためにすることから。

ストレスを減らす

手放すこと

会社で担当する仕事が変わることがありました。まず私がやっていた業務を他のひとに引き渡して、その後、他のひとの業務を私が引き受ける流れでした。引き渡し、引き受けるその間には、時間に余裕ができるタイミングがありました。

もともと自分がやっていた業務を次のひとに引き渡す際、その業務のやり方を教えながら一緒に仕事をしていました。このときに、以前のようにイライラすることがなくなりました。

なぜなのかを考えると、もう自分の仕事ではなくなるからかもしれないな、と思いました。以前は執着しすぎていて、自分の仕事に関わることで、自分の意に沿わないことがあるとイラついていました。

ムダに執着していることがあったのではないか。イラッとすることであっても受け流して、自分のやれることに集中すればよかったのに、過剰に反応して、嫌な思いを反芻してしまっていたのではないか。

なんでもかんでも自分の思う通りにするのでなく、外せない重要な点はきっちり管理して、ほかの些細な点については、手放すこともひとつの考えなのではないかと思いました。

自分の視点より相手の視点

スティーブン・R・コヴィーが書いた本である「7つの習慣」の内容を実践してきています。第5の習慣に「まず理解に徹し、そして理解される」があります。相手の主張がどんなものであれ、その主張の仕方がどんなものであれ、相手がなにを求めているのかを理解してみる姿勢を持つようにしました。

ひととの対応のなかで嫌な気持ちになるのは、こちらをないがしろにしているな、と感じられた時です。相手がこちらのことを考えずに仕事を進めて、こちらの仕事がやりにくくなるといったことなどですね。

そういったことがあったときでも、相手はなにを求めているのだろうか?と理解しようと努めると、またそのひとも他のひとから、ないがしろにされるような扱いを受けていたり、そのひとなりの思いがあることが理解できました。

相手の視点をつかもうとすると、相手のしたこと対して、即座に反応してしまうことが減りました。

ストレスのもとを具体的に知って対策をとる

私は、ストレスを溜めたときには、お酒を飲んだり、FXをしてストレス発散をしようとしていました。ストレス発散をしてしまうのが、どういうときであったかを考えてみました。それは、会社から帰るときの時間が遅くなったときでした。

退社する時間が早いか遅いかと、気分がよいか悪いかは関係がありました。帰りが早いと気分がよい。帰りが遅くなると気分が悪い。後者は、退社する時間を自分ではコントロールができないときが、とくにそうでした。

いっぽうで、自ら望んで仕事をするときは帰りがかなり遅くなっても、嫌な気分にはなりませんでした。深夜3時まで仕事をして、家に帰って、シャワーだけ浴びて、2時間だけ眠って、また会社へ行く・・・という日を、2週間程度続けたことがあります。

このときは、さすがに身体はきつくなりましたが、精神的に不調にはなりませんでした。深夜になってもパワーが湧いてきたのです。身体とか脳みその疲れはあっても、気分的に嫌になって精神的に疲れることはなかった。

エネルギッシュで精神状態もよく仕事をしていくために、もっとも大事なことは、主体性なのではないか。そう思ったのでした。

ストレスが溜まるのは、やらされ感を持って仕事をするとき、となるでしょう。

ストレスのもとがわかれば、それを避けるようにすればよいのです。とにかく早く帰れるように工夫すること。遅くなってしまうときにはとくに、主体的に動くように努めること。

ストレスが身体にも精神にも悪影響だと知る

嫌なことがあった日は、家に帰ってから思い返してはイライラしていました。やれ、あのひとはいつもああだ。とか、なんであのひとはあんなにひどいのだ。とか。

思い返して反芻しては、ストレスを増幅させていました。嫌なことがあると、まずその場で嫌な思いをし、仕事がを終えて退社をし、家までの道のりのなかでまた考え出してイライラし、家に着いた後も、あれはああであったとそのできごとを分析し、布団に入ってむしゃくしゃしながら眠る。ひとつのできごとで、何回もイライラしているのです。

ストレスは、身体の老化を促進する活性酸素を大量に生み出します。活性酸素は、肌のシワやシミをつくりだす要因になるのですから、ストレスを溜めることは、肌の劣化につながるのです。

調子が悪いと猫背にもなります。気分が悪い状態で、背筋がまっすぐ伸びていることはないかと思います。猫背になったり、下を向いたりしていて、姿勢が崩れています。表情も悪くなっています。その表情が続くと、シワが刻み込まれてしまいます。眉間にシワがついてしまっているひとは、いつもそういう表情をしているから、眉間にシワがあるのです。

脳の神経伝達物質に、セロトニンと呼ばれるものがあります。身体のなかで様々なプラス作用がある物質で、元気をつくり平常心をもたらしてくれるのです。

有田秀穂氏の著作「ここ一番に強くなるセロトニン呼吸法」によれば、セロトニン神経は、抗重力筋を支配する運動神経につながって、姿勢にも関係しているとのことです。

抗重力筋とは重力に抗して働く筋肉で、私たちが立っている姿勢を維持するときに使われます。代表的なもので腹筋や太ももの筋肉があります。セロトニン神経が活性化すると、抗重力筋肉に好影響を与え、姿勢がきちんと正されます。

また、顔の筋肉にも抗重力筋があります。まぶたの筋肉は目を開けているためには重力に抗していますから、セロトニン神経が活性化すると、顔にしまりが出てきて生き生きとしてきます。

セロトニンの大敵はストレスです。ストレスがあるとセロトニン神経の機能は低下し、セロトニンの分泌量が減少してしまいます。(有田秀穂氏の著書「脳からストレスを消す技術」p102)

また、ストレスによって、男性ホルモンの代表格であるテストステロンも減少してしまいます。テストステロンは、ひとのバイタリティを高めるホルモンです。うつ症状が長らく続いていて、心療内科や精神科にかかっても改善が見られないひとは、テストステロン値が低くなっています。(「ヤル気がでる! 最強の男性医療」p14)。

テストステロンが減少してしまうということは、そのぶん生きる活力が減少してしまうことになりますね。

ストレスにはこれらの悪影響があることをよく知れば、家に帰ってから、嫌なことを思い返してイライラするのを、したくなくなります。わざわざ自らで自らのストレスを増幅させることのバカらしさがわかります。見た目にも精神にも、マイナスしかないのですから。

さらにマイナスなことでは、時間の消失があります。これは重要な点です。時間は戻ってきません。

ストレスをよりよい方法で発散する

現代社会のなかで生きていて、ストレスをゼロにするということなどできません。上手なストレス発散を見つけなくてはなりません。健康的な方法でストレス発散する。これが大事になってきます。運動、スポーツをする。趣味に興じる。映画や音楽を楽しむ。

いま社会人のひとであれば、むかし学生のことにハマったことを、再びやってみるのはどうでしょう。スポーツ、楽器、ダンス、旅行…なにかしらあると思います。あたらしい趣味にチャレンジするのもいいですよね。

自慰行為の禁止から好循環をつくる

お酒やFX、自慰行為でストレスを解消するのは、控えたいものですね。私は、これらをしたいと思う気持ちを自制できるようになりました。

記事のタイトルは「自慰行為の禁止によってストレスが軽減された話」なのに、自慰行為とは関係のないことも書いてきました。でも、

自慰行為を禁止したことで、よりよい生活習慣をつくり出し、正のスパイラルに入ったのではないか。

と思うのです。

自慰行為を禁止したことに加えて、7つの習慣を実践し始めて自分の目的を認識できたこと、好きなひとができたこと。これらを合わせた3つが要因で、自制が効くようになってきたのではないかと考えています。

そのなかでも、とくに自慰行為の禁止が大きな好影響がわが身に与えたのでしょう。

 
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