整体に行ったら身体の歪む姿勢をとらないよう意識するようになった

習慣


むかし友人5人で遊んでいたときのことです。友人が私を含めたみんなの動画とっていました。あとでそれを見せてもらって、動画の私の姿を見て、ビックリしてしまいました。自分がかなりの猫背だったのです。

自分の背筋がピシッと伸びているとは思ってはいませんでしたが、ここまで姿勢が悪いとは思いませんでした…。

俺ってこんなんなのか、とショックを受けてしまいましたね。その後は、背筋を伸ばしてよい姿勢を保つように意識をしていたかもしれませんが、しばらくしたらそのことも忘れてました。そして、姿勢は悪いまま過ごしてきました。

高校生くらいのときには気が付いたのですが、私の右肩が下がって、全体的歪んでしまっています。ずっとそのまま放置です。腰もよくないです。

証明写真を撮ることがあると、背筋を伸ばしてまっすぐ座っているつもりでも、できあがった写真には右肩が下がっている自分が写っています。

胸部のレントゲンを撮るときには、「右肩が下がってますから、上げてください」などと言われてしまいます。

整体に行ってみた

身体の歪みのこと、それから顔の歪みのことで整体に行ってみました。健康や美容に気をつかうようになってから、もともとあった顔の歪みが気になり出しました。

左右の目の高さが違ったり、アゴの張り具合が違っていたりしました。顔の歪みは、身体、整体でとれるかもしれないとわかったので、試してみることにしました。

整体にいってみたところ、顔や首の歪みがあり、それが上半身、さらに腰にも影響しているのだろう、ということでした。顔、首、身体は 密接につながっているようです。

  • 施術中には、
  • 首の筋肉 ごりごりで固い
  • 緊張してしまっている
  • 右の骨盤から少しお腹よりの箇所を押すと痛む。その箇所の筋が緊張している
  • 筋が緊張した状態が続いてしまっている

こういった点を指摘してもらいました。終わったあとには次のような変化が見られました。

  • 腰が楽になった
  • 身体がまっすぐな気分
  • 右肩下がりが少し直った(半分くらい)
  • 以前は、口を大きく開けるのが難しくて、右の顎がガクガク鳴っていた。施術後は口を開けやすくなり、音も小さくなった
  • 前歯の噛み合わせが少し、変わった。前歯の右が下の歯と当たっていたが、左が当たるようになった。歯並びが悪いので、そもそもそれを直さないといけない

身体の歪みをつくる日常の姿勢や行動

整体の施術後には、身体がまっすぐになり、とてもラクになったように感じました。

しかし、これは一時的なものであって、ふだんの生活で、歪みを助長するような姿勢をしたり、行動をしていると、もとの歪んだ身体に戻ってしまいます。

整体で身体をなおしつつ、普段の生活でも正しい姿勢をとって、歪みをつくならいように意識していかなくてはいけませんね。

整体に行ったことで、普段の自分の姿勢や行動を意識するようになりました。私が日常生活でしていた身体の歪みをつくる行動を列挙していきます。

肩がけショルダーバッグ

肩だけのショルダーバッグを日常的につかっていました。片側の肩にかけるので、身体の歪みをつくりだす一因になってしまいます。軽ければまだいいのでしょうが、けっこうな重さのことが多く、悪影響を与えていたでしょう。

両肩で背負うタイプのバッグを買って、それをつかうようにしました。

イスに座るときの足組み

右足を上にして組むことが多くありました。まあ、組みかえて左右同じようにしていればそれでいいわけではないでしょう。やらないようにしました。

イスに座るときの上半身の態勢

イスに座ってパソコンを見たり、あるいはスマホを見ているときなども、身体が歪んだ態勢をとっていました。すでに右肩が下がって歪んでいるからかと思いますが、まっすぐの態勢をとるのが少し窮屈な感じがありました。

パソコン作業をしていて、モニターに黒い画面になったとき、自分の姿が映し出されました。黒い画面だと自分の姿が反射して見えます。そこに見えた自分は、猫背で、左ひじに体重がのっていて上半身は傾いて、左肩あがって、右肩下がった状態になっていました。

その態勢が楽なのでしょう。無意識的にそうなっていました。整体にいってからは、意識して身体をまっすぐするようにしました。

風呂場の鏡を見るときの態勢

私が住んでいるマンションは、バスとトイレがまとまっているユニットバスタイプが設置されてます。バスタブのなかでシャワーを浴びていて、鏡を見るときに上半身だけ斜めにして、鏡をのぞく姿勢をとっていました。

これもやめて、必ず鏡の正面に立つようにしました。

身体に悪い姿勢をとってしまう要因のひとつは、横着することではないかなと思います。身体に悪いことをきちんと意識できれば、横着してラクしようとすることがなくなります。それが結局は自分の身体に悪影響を与えていることだとわかるのですから、しないようになるでしょう。

パソコンを使うときの態勢

私は、仕事でパソコンを使う時間が長いです。以前、なにも意識していないときには、猫背になって顔を突き出すようにしながらパソコンをつかっていたことが多くありました。なぜそうなってしまうのかというと、まず、視力が悪い点があります。

だいたい0.4~0.5くらいでしょうか。メガネはかけなくても生活に支障はないのでかけていません。かけるのは車に乗るときくらいです。

パソコンの文字が小さくなると見づらくなって、顔を突き出して画面に近づけてしまってました。

また、ノートパソコンをつかっていて画面の位置が低いために、どうしても背中を丸めて下の方を見がちです。

それから、気分が悪くなると姿勢が悪くなってしまいます。理不尽な扱いを受けるなどして、イライラしているときなどには、背中が丸まってしまうことが多いです。

ノートパソコンの下に、高さを上げるための台を置き、外付けのキーボードを使うようにしました。目の高さをパソコン画面の上の縁に合わせると、ちょうどよい高さとなります。

パソコンは持ち運びしないのであれば、デスクトップタイプに変えてしまうのがよいですね。

パソコンや資料を置く位置

また、パソコンや資料を見る時に置く位置も大事ですね。パソコンが身体の正面にあるかどうかです。自分の身体の正面ではなく、たとえば少し右側にずれて置いている人は、上半身が少しだけ右に向いたり、傾けたりした状態が維持されることになります。

それから、パソコンモニターが大きいと、文字を入力しているウィンドウがパソコンモニターの真ん中にきているかどうかも大事です(ウィンドウとは、エクセルとかワードなどのソフト、あるいはファイルを開いたときに表示される四角い箱のことです)。

パソコンを身体の正面に位置するようにし、ウィンドウはモニター画面の真ん中に置くようにします。たとえば、右の方においしまって作業していると、顔や上半身は少し右を向くことになってしまいます。

「ゆがみ」は自分で治せる!」(玉木志保美)には、頸椎(けいつい。頭を支える首の骨)のヘルニアになってしまった患者さんがいて、その原因が左上に設置しているモニター画面を見続けていた、自宅でも左斜め上を見てテレビを見ているためだった。骨格の矯正治療をして頸椎の位置を戻し、工場と自宅で座る位置を変えたら、症状はまったくでなくなった、という話が書かれていました。

整体に関する本を見ていると、こういった話が出てきます。\r\n\r\nいつもやっていることが身体の歪みをつくり、どこかに不調をつくり出してしまうのですね。私が行っていたこともそうだったのです。

ショルダーバッグにしても、足組みにしても、身体の歪みをつくる要因であることは、知ってはいました。しかし、意識することはありませんでした。やはり、意識の大切さがわかります。

整体にいってみたことで、そういった意識をつくることができましたし、整体にいってみようと思ったのは、禁欲生活を始めて活力が湧いてきたからでした。

そのほかのクセ

また、身体の右側を下にして寝転がり、頭に右手をつけて、二の腕の裏側が床につくようにする態勢をよくとっていました。\r\n\r\nストリートファイターのサガットのステージで、後ろに寝転がった仏像がありますよね?あの姿勢です。

または、福岡県篠栗町の南蔵院涅槃像の姿勢です。※寺院など紹介しているサイトのリンク張らせていただきました。

左手でスマホや本を持ちます。寝転がって、スマホや本を見るときにとても楽なのです。

実は、これは親もよくやっていたクセなのです。実家の居間は畳の部屋でして、親は寝転がってテレビを見るときにこの態勢をとっていました。いつも定位置で、身体の右側を下にして、右手で頭を抑えていました。逆の向きではやったのを見たことがありませんでした。

私もその遺伝子を受け継いでか、それを見ていたからか、実家で同じようにその寝っ転がり方をしていました。一人暮らしになってからは、洋室の部屋で暮らすようになったので、やる機会は減りましたが、寝る前に布団の上でやることなどありましたし、実家に帰ったらよくやってしまいがち。

細かいところでは、おしりのポケットに財布や携帯をいれて座ると、おしりに段差ができるので歪みにつながるなどあります。

こういった細かいところも含めて、身体の歪みにつながるクセは、やめていこうと思います。

 

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