テストステロンの役割

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  • 不安や心配が多い
  • 憂うつになってしまう
  • 身体、精神の健康状態の低下を感じる
  • やる気が無くなってきた…

仕事場では管理職として責任ある仕事をしているし、家庭でも子供が思春期にさしかかり難しいと年頃になった、仕事の忙しさから家族との時間も減り、あまり調子がよくない…。

そうはいっても、まだまだバリバリと仕事をしていきたいし、男としても魅力を高めていきたい。40歳前後で会社のなかで中間管理職として頑張って仕事をされている方には、そのような方が少なくないのではないかと思います。

その問題を解決するためのポイントのひとつに、テストステロンがあります。

テストステロンとは、男性ホルモンの一種で、心身に様々なよい効果をもたらすものです。テストステロンが減少してしまうと、憂うつになってしまったり、やる気が無くなってきたりしてしまいます。

テストステロンとは

テストステロンとは男性ホルモンの一種で、その代表格です。

まず、ホルモンについての説明です。ホルモンとはヒトの生命活動をコントロールするもので、血糖値、血圧、体温、呼吸、排せつ、消化、基礎代謝、性機能などを調整してくれています。これらを人間の無意識のうちに行ってくれているのです。

同様に無意識のうちに働いてさまざまな調整を行ってくれるものに自律神経があります。ホルモンと自律神経が上手くはたらくことで、私たちは正常に生きることができているのです。

男性ホルモンについて

男性ホルモン、女性ホルモンとはよく聞きますよね。

男性ホルモンは、男性的な体格、思考回路をつくるホルモンで、女性ホルモンとは、女性的な体格、あるいは生理のリズムなどをつくるホルモンです。男性ホルモンは男性にだけ、女性ホルモンは女性にだけ存在するものと思われがちですが、そうではありません。

男性は、男性ホルモンと女性ホルモンの両方を持っていますし、女性も両方を持っています。

男性ホルモンは、精巣と副腎でつくられます。男性の場合は、9割以上が精巣でつくられて、わずかに副腎でつくられます。

女性ホルモンは女性の場合は卵巣でつくられ、男性の場合は男性ホルモンが変化をして女性ホルモンになります。

加齢によるテストステロンの減少

テストステロンの量は10代後半から20代前半がピークで、 そこからは年齢を重ねるにつれて、緩やかに減少していきます。40代になったころ、ホルモン量の下がり具合が急になることがあります。

朝からだるい、やる気が出ない、イライラ、集中力の低下、記憶力の低下、性欲低下などは、テストステロンの減少によってみられる症状です。

テストステロンのはたらき

男性ホルモンの代表格であるテストステロンは、ヒトの心身にたいしてどんなはたらきがあるのでしょうか。

男性的なたくましい身体をつくる、性機能を維持する、性欲の高める、血液をつくる、動脈硬化やメタボリックシンドロームの予防をする…などです。このようなヒトが健康に生きる上でとても重要なことに、テストステロンは関わっているのです。テストステロンは、男性としての人生の質を上げてくれるような効果をもたらします。

筋肉がつきやすくなる

テストステロンには、筋肉を形成してしっかりとした体をつくる効果があります。

筋トレをするとテストステロンが増加しますし、テストステロンが増加すると筋肉がつきやすくなります。筋トレの効果が上がるので、筋トレをするようになり…とテストステロン増加と筋肉増加の好循環が起こりますね。

チャレンジする意欲が湧く

テストステロンが増加することで、ものごとにチャレンジする意欲が湧いてきます。逆に、テストステロンの低下による典型的な症状は、なにをするにも億劫になってしまうことです。私も思い当たる節があります。

ちょうど仕事でストレスが多くなってきたころの話です。むかしは楽しんでいた趣味も楽しく思えなくなり、やるのが面倒になってしまった。自らやろうという意識が働かなくなったことがありました。ストレスは、テストステロンを減少させてしまうのです。

決断力が高まる

むかし、なにかものごとを進める時に、なかなか決断をできないことがありました。優柔不断で、悩んで迷っていたのです。また、新しいことを始めるにも臆病になることがありました。

生活習慣を整えて、テストステロン増加させるよう意識して生活するようになった後では、新しいことに取り組むための一歩を踏み出すときに、チャレンジする意欲が湧いてくるようになったと同時に、ものごとをやるかやらないかを決めるときに、以前よりも迷わずにパッと決められるようになりました。

なにかを決めるときに迷うことが少なくなりましたね。これは、悩むのではなく考えるようになり、失敗の可能性があってもリスクをとってやってみることができるようになったのでしょう。

ネガティブな気持ちを抑える

泌尿器科の医師である堀江重郎氏が書いた「ヤル気がでる! 最強の男性医療」によると、うつ症状には男性ホルモンが関係していると考えられるため、初診時には必ずテストステロンの値を調べるとのこと。精神科や心療内科で診てもらっていたのに改善が見られなかった患者さんは、テストステロンの値が一様に低い。そのような患者さんにテストステロン注射する「ホルモン補充療法」を行うと、症状が回復するケースがあるというのです。

うつのひとにテストステロンを投与すると、ほぼ2人に1人の割合で改善するようですね。重度のうつ病との診断を受けたひとは、テストステロンの測定値が非常に低い。ホルモン補充療法を行ったところ、寝込んでいたひとが歩けるようになったとか。

テストステロンの働きによって、ネガティブな感情は蓋をされます。

生活習慣を整え、テストステロンのことも考えて生活することを始めてから、ネガティブな感情に操作されてしまうことが減りました。以前は、うじうじと何時間も引きずってしまっていただろう嫌なことがあっても、すぐに気持ちを処理できるようになりました。次にやるべきことや、やりたいことにすぐに取りかかれるようになりました。

社会性が高まる

世の中の歪みに敏感になり、人間の公平性を高め、フェアな姿勢をとることを導く働きが、テストステロンにはあります。

私は、生活習慣を改善してテストステロンを高めることを意識しだしてから、以前よりも感じるようになったことがあります。仕事をしていると「これでいいのかな?」、「これって正しいのかな?」と思えるようなことも、会社の指示に従って行わなくてはならないことがあるでしょう。そういった場面に遭遇したとき、とても嫌な気分になりました。なんとか正しくフェアにできないかなと考えました。

ある研究では、テストステロンの値が高くなると、震災などの被災地でのボランティア活動や、恵まれない人への寄付行為など、弱者を助けようという気持ちが湧いてくる傾向があるそうです。

これはわかりますね。やる気がなくてネガティブな状態になっているときには、自分のことでいっぱいいっぱいになっています。他者のことを思う余裕などありません。意欲湧いてポジティブな状態のときには、自分だけのことではなくて、他者のことを思う余裕が生まれるものですよね。

テストステロンが高いと、競争心があってバリバリと活動する。だから、他者とぶつかって喧嘩をするようなことがあるのではないか?…と思うかもしれませんが、そうはなりません。仲間あるいは社会との協調も大切にし、喧嘩にはなりにくいのです。

モテるようになる

こんなネズミの実験があります。メスから人気のないネズミにテストステロンを注射すると、それだけでメスのネズミからの人気が沸騰する。テストステロンを増強することが、モテることへとつながるのですね。

ネズミとヒトが同じなのかという声もあるかもしれませんが、同じ哺乳類であるネズミで起きることは、ヒトにも起きるだろうと考えることを前提として、実験が行われています。

テストステロンが多く、筋肉質な男性は、まず見た目がよいです。テストステロンが多いと性欲も高まっています。これは、生物としてみると、女性は「この男性は魅力的だ」と本能的に感じ、引きつけられます。

そういった本能的に嗅ぎ分けられるものとは、私が思うには「自信」ではないかと思います。テストステロンが増えると、意欲が出てきてチャレンジをするようになる。積極性が出てくる。活動すれば成功したり失敗したりします。失敗をしたとしても、ネガティブな感情は長く続きませんし、上手くいくことも出てくるでしょう。

こうなると、自信が湧いてくるようになります。外見にもその自信があらわれてくるでしょう。姿勢や振る舞いに、目の力など表情に、です。

自信のある言動をするようになるからモテるようになる、のではないでしょうか。

1日のなかでの変動

1日のなかでのテストステロンの分泌量をみると、朝起きたときに高く、夕方・夜に向けて下がっていきます。夜に眠り始めてから上がっていく。そして朝になって、また高くなっている。

勉強をするにも仕事をするにも、集中して生産性を高めるには、朝にすることが大事…とよく言われます。

テストステロンのサイクルを見ると、朝に分泌量が多い。テストステロンが多くあると意欲が湧いてやる気が出てきますから、朝に集中して勉強したり、頭をつかう難しい仕事をするのは理にかなっていますよね。朝の時間を大事にしないのは、もったいないです。

テストステロンが減っていないかどうかのチェック

テストステロンが減ってしまうと、上記したテストステロンの効果が得られないということになります。

簡単にチェックできる方法は、朝立ちするかどうか、です。

夜寝ているときには、自律神経が副交感神経優位となっていて、数回の勃起が起きる、夜間勃起減少が朝目覚める最後にも見られます。目覚めた後は、副交感神経優位の状態から、交換神経優位の状態に切り替わり、勃起が終わります。(「ヤル気がでる! 最強の男性医療」p81)

性欲を高める効果があるので、朝立ちがほとんどない状態であれば、男性ホルモンおよびテストステロンが低下してきている疑いがあります。

そのほかのチェックポイントとしては、次のようなものがあります。 性欲がない、勃起力がない、元気が湧いてこない、楽しんでいた趣味が楽しめなくなった、怒りやすくなった、などです。

テストステロンを増やす方法は、こちらの記事に書いています。

参考:テストステロンの役割とテストステロンを増加させてヤル気を出す方法

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