生活習慣を変え始めるときには、今からやり始めることが大事です。明日からやろう、来週からやろうはダメです。今やれることなら、今変えないと。やろうと思っていることをすぐに進めていくことですよね。
いつかやろう、いつかやろう
なにかを変えるのは、なにかを得るためです。なにかしらの目的があるはずです。お金を投資したり、誰かに手伝ってもらえば、その目的に速く達成することができるのであれば、そうしてみましょう。
- 「いつかできることはすべて、今日もできる。」
16世紀のフランスの哲学者、モンテーニュの言葉です。どなたも、この言葉に思い当たる節がるのではないでしょうか。私も、あ~そうだよな、と思ってしまいます。
お金を払えばできることであれば、お金を投資してやってみること。自分でコツコツ勉強するのも大事だが、それよりもその道のプロに任せてみること。こういったことも大事です。自分ではすぐにできないことがあるとしら、お金を払って、誰かに助けてもらうのも一つの手です。
すぐやり始めるために
今やること、すぐ始めること。これを実践していくために必要なのは、
- 完璧主義を捨てて一歩踏み出してみること
でしょう。
完璧主義を捨てることとは、結果として不完全でもいいからまずやってみることです。完璧主義だと、始める前に情報を集めすぎで、始める前に考えすぎて、いえ、考えるというよりかは悩んでしまい、始めることができないのです。
たしかに何も情報を集めないと、失敗しやすいこともあります。よく調べておけば、失敗せずにすんだこともありえるでしょう。失敗したら、相当大きな痛手を被ること、取り返しがつかないこと、立ち直ることができないようなことは、事前に十分調べたくなりますし、それは必要なことでしょう。
しかし、日常生活のちょっとしたこと、生活習慣を改善するといったことや、仕事であってもちょっとしたチャレンジであれば、まずやってみることが大事です。失敗してもすぐに立ち直ることができるのですから、あれこれ悩んでいるよりも、まずやってみる、です。
「どうやってやろうか、どういう手順でやろうか?」
「ここがわからないからもっと事前に調べないと…」
など考えているうちに、時間はどんどん過ぎていってしまいます。やり始めるのが遅くなるだけでなくて、結局はなにも行動をせずに終わってしまうこともあります。なにかものごとをやるときに、いちばん熱意があるのは、やろうと思ったそのときです。時間がたつほど、やる気はなくなっていきます。
かくいう私も、そういうタイプではあります。なにかこれまでにやったことがないことを始めようとすると、あれこれと情報を集めてしまいます。なぜそうしているのか?というと、失敗するのが恐いからなのですね。失敗したとしてもたいしたことはないのに、失敗から学べばいいのにもかかわらず、新しい場所に飛び込むのにビビっているのです。
昔のことを思い返したときに後悔することは、勇気を出せなくてチャレンジできなかったときのことです。
なぜ勇気を振り絞ってやってみなかったのか。全力でやってみていれば、失敗をしたとしても、後悔はしていなかったでしょう。
氷上を歩くペンギンたちの話。ペンギンたちは魚を捕るために海に飛び込まなくてはいけません。しかし、海の中には、自分たちの命を奪う天敵も存在しているのです。
そんな状況で海のなかへ、いちばん先頭で飛び込むペンギンがいます。その行為からファーストペンギンと呼ばれています。なんと勇気のあるペンギンでしょうか。その飛び込む姿は勇敢そのものです。
私も含めた始めようと思ってもなかなか始められないことがあるひとは、ファーストペンギンを見習いたいですよね。すぐにできないときは、ファーストペンギンのように、どうなるかわからないけど勇気を飛び込んでみることが大事なのだと思います。
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