部屋にどこからともなく湧いてくる虫って嫌ですよね。虫の発生を抑えるためには、そんな嫌な虫たちの気持ちになることが必要です。
虫の気持ちになってみる
今私たちが生活している日本は、真夏は暑く、真冬は寒くはありますが、その他の季節はとても過ごしやすい気候です。灼熱の砂漠や蒸したジャングル、氷に囲まれた北極圏などで暮らすよりも、日本で暮らす方が自然環境的には暮らしやすいですよね。
私たち人と同じように、虫にとっても生活しやすい環境、卵を産んだり幼虫が成長しやすい環境があります。虫が好む環境があるわけです。チョウバエであれば、食品残さで汚れた排水溝を、コバエであれば生ごみなどの環境を好みます。そこで卵を産み、幼虫はすくすく育つのです。
であれば、虫の発生を防ぐために、まずは虫が好む環境をつくらないことですよね。それには、虫がどんな生態で、どんな環境を好み、どんなところが発生源になるのかを知る必要があります。
発生後の対策よりも発生前の予防
発生してしまった虫を、道具を使って補虫する、発生後に対策を打つのではなく、発生をしないように予防をすることが大事です。虫が発生する場合は発生源となる箇所がありますから、予防とはこの発生源を除去する、発生源をつくらないことです。
清潔な状態を保って虫の発生源をつくらないことが、虫の発生を防ぐ基本かつ根本的な方法です。
私がそれを思ったのは、発生源を放置してしまって、虫が部屋の中で発生してしたときでした。
「すこし汚れてきたけどまだ大丈夫だろう」
「掃除したほうがいいかもしれないけど、また今度にしよう」
といった具合で、清掃を先延ばししてしているうちに、気が付くと虫が発生していたのです。
週にゴミ捨てできる日は決まっていますよね。何度か連続して捨てそびれてしまい、しばらくゴミを捨てられないことがありました。で、やっと次のゴミ捨ての日がやってきたので、ゴミ袋を出そうかなと思って置いていたゴミ袋を手に取ったときに、ゴミ袋の中にコバエがうようよと発生しているのを見つけました。
ヒェーと叫んでしまいましたね。
ゴミ袋の封は閉めていたので、部屋の中に虫が飛ぶことはなかったのはよかったですが、これからは毎度忘れずにゴミ捨てをしたり、掃除をしようと思いました。
虫が発生する箇所は、虫がそこで生息したいな~と思う場所です。虫の気持ちになってみましょう。食べるものや水がある場所を好むわけです。
思いがけないところで虫は発生してしまいますから、ごみ、特に生ごみはこまめに捨てて、排水溝など虫の発生源になる箇所は、こまめに清掃し、虫に発生する隙を与えないようにしたいものです。
毎日さっと清掃してしまうとか、毎週この曜日にきっちり清掃するとか、清掃のやり方をあらかじめ決めてしまい、継続し、習慣にしてしまうのが望ましいですね。
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