在宅ワークで水を得た!国際結婚主婦の体験談

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国際結婚でひきこもり主婦状態になった

現在30代後半の主婦です。私は約10年前に結婚し、欧州にある主人の国にやってきました。それまでは大学院生として研究に没頭していたのですが、こちらにやってきてからもまずは現地の語学取得が必須でしたし、そして一般的な学位取得を目指して大学に通っていたので、結婚はしていてもそのまま学生状態を維持していました。

ところが、主人が頻繁に転職を繰り返したために、転居で全く見知らぬ地方に引っ越し。大学時代にできた仲の良い友人とはもちろん切り離され、主人側の知人・親戚も全くいない所にぽつんと放り出されたのです。

その絶妙(?)のタイミングで妊娠が発覚し、慣れない病院通いを一人で続けて入院・出産しました。それからは、家事育児に全く協力しない夫に見切りをつけて、一人で孤軍奮闘の日々です。

特に意識したわけではないのですが、必然的に専業主婦となり、子どもの世話と家事に明け暮れるようになっていました。夫は何も手伝わないのに、「どうして子どもを預けて仕事をしないの、君も金を稼げよ」と、心無い言葉で追い打ちをかけてきます。

その頃はかなり気持ちを病んでおり、「外国人である私ができる仕事なんかないし」「私は夫の脛をかじっている寄生虫」という、ひどい自己評価の低さでした。実際には、家事育児以外のことをする時間や余裕など全くなかったのですが、「現地女性はもっといろいろなことを精力的にしている。私はどうしようもない落ちこぼれ」と思い込んでしまっていたのです。言葉のおぼつかない子ども、そして思いやりの持てない夫としか話をしない閉鎖状態だったので、ある意味仕方のない成り行きかもしれません。

子どもが幼稚園に行き始め、手にした「時間」にびっくり

やがて子どもが現地幼稚園に通い始め、私は急激な環境の変化に戸惑いました。誰にも束縛されない数時間が確約され、かえって「何をどうしたらいいの?」と困惑してしまったのです。

まずは映画や読書など、思い切り好きなことをしましたがすぐに飽きてしまい、やがて強烈な自己嫌悪を何とかしたい…とセラピーにも何度か通いました。その上で日本の「在宅のお仕事」に初めて出会ったのです。何の気なしにサイトに登録して簡単な作業をし、数十円の報酬そしてクライアントの「ありがとう」というメッセージを受け取った時、あまりのショックにPCの前で茫然としてしまいました。見ず知らずの人が、私の仕事を評価して感謝してくれているのです!

それまでにも日本のクラウドソーシングという働き方は何度か目にしたことがありましたが、体験してまさに自分向けのシステムだと思いました。私の生活の中心はあくまでも子どもの世話、そこに影響がない範囲でこつこつと内職作業をこなすようになりました。生活リズムにメリハリが出、夫に対しても様々な意見でやり返すことができるようになり、「私だって、多少なりとも社会のお役に立っている!」という自信がついたのです。

在宅ワークに救われた「主婦」の私

微々たるものではあっても、収入があり、毎日一定の数時間を作業にあてる日々が続いてもう数年になります。子どもの急病や授業付き添いなどにも柔軟に対応できる点で、かなりアドバンテージを感じます。単純作業であっても、人の役に立っている…という感覚があるので苦になりません。亭主関白だった主人との関係も対等になってきています。

また、こちらで現地の人に「何をなさっているんですか?」と聞かれても「日本のクライアントのために在宅仕事をしているんですよ」と胸を張って説明することができます。

「主婦」という立ち位置は変わらないのですが、この小さな作業時間があることで、私と言う人間そのものが大きく救われたように思えます。自分の世界観を広げ、社会とつながっているというこの感覚こそが、私が在宅の仕事をする上で一番大切な要素です。まだまだ子どもが小さいので、規模の拡大は考えていませんが、家の管理とともにバランスよく長く細く続けていけたら、と願っています。

収入面はさておいて、「主婦」というステータスに多少なりともコンプレックスを感じるような方は、ぜひ一度クラウドソーシングで在宅の仕事をなさってみてはいかがでしょうか。

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