ものごとが上手くなるためには、量稽古も大事だが意識のほうがもっと大事なのかも

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美容院に行くと、4000~5000円程度の料金がかかります。一方で、スピードと安さを売りにした1000円カットの理容室もありますよね。

とくにシャレた髪型にしなくていいと思っている方は、こういった速くて・安い理容室でカットをしてもらうことが多いかと思います。

私も以前はそうでした。速いし、安い。それだけでなく上手いとも思っていたからです。

普通の美容よりも1000円カットの理容師のほうがカット技術はあるのではないかと思っていた

1000円カットの理容室で仕事をしている人のほうが、カット自体は上手いはずだと考えてました。その理由は、カットする量がとんでもなく多くて修行になるからです。

実際、よく行っていた1000円カットのお店では、そのカットは上手くて満足していました。

ふつうの美容院では、1人のお客さんに用いる時間は、1時間くらいです。

一方で、1000円カットの理容室では、1人10分程度でカットをしてしまいます。1人に10分+αかかるとして、1時間で5人のカットができることとしましょう。

1日8時間、仕事をするとしたら、
•ふつうの美容院・・・1日8人
•1000円カットの理容室・・・1日40人

8人と40人。カットする量に、これだけの差があるのです。

40人って、相当な量ですよね。これが量稽古になるのではなないかと考えたのです。どんなこともそうですが、量をこなすことは、技術レベルを上げるためにかなり重要なことでしょう。

量をこなすほど、カットの技術レベルが向上するはず…。

ところがそうでもないことに気が付きました。

1000円カットで下手な人に当たった

とある日、いつもの1000円カットの理容室に行くと、新しい理容師がいて、私の髪を切ったのでした。

3回、4回ハサミを入れたときに、その動きになにか違和感がありました。1分経つころには、この理容師が下手であることがわかり、5分たつころには変わりゆく髪型を鏡で見て「あ~あ…」と心のなかで思ってました。

まあ、かなり下手だったのです。素人の私が見ても下手だな…とわかるくらいの下手さだったのです。私が自分で切ったほうがぜんぜんいいだろ…というレベルの下手さだったのです。

左右のバランスがパッと見で違うことがわかりましたし、耳の後ろらへんがゲジゲジしていました。

しばらくして、また紙が伸びてきたときに、他の1000円カットの理容室に行きました。前回と同じ店に行って同じ人にカットされたら、たまったものではないですから。

新しいお店では、前回ほどの下手さではなかったのですが、あまり上手くないな…といった印象でした。

まあ、1000円カットに上手さを求めるものではないかもしれませんが…。

美容院に行ってみたら違った

そんなこともあって、またオシャレな髪型にしたいなと思うところもあって、美容院に行くことにしたのです。

きらびやかな美容室なぞには、とてもじゃないですが入る気になれません。恥ずかしすぎます。

大人の男性でも入りやすい、男性のカットもよく行っている美容院を探して、そこへ行ったのでした。

男性の美容師にカットしたもらいました。カットされて思ったことは、めちゃくちゃ上手い!ということでした。

まず手つきがまるっきし違います。動きが違います。目つきが違います。

カットの仕上がりもぜんぜんカッコよくなったのです。

なぜ違うのか。

それは、意識レベルの差が違うからでしょう。

オシャレにするのが美容室だから、カッコよくなるように気をつかっているのは当然ありますが、最後に仕上げをするときの姿を見てそう強く思ったのです。

カットの仕上げ段階で、しつこくしつこく微調整するのです。ほんとうに細かくハサミを入れて、整えていたのです。

そして、髪を洗って乾かしたあとにも、微調整でハサミを入れるのです。おそらく美容師自身のなかで自分のOK基準まで達しておらず、ほんとうに細かいところまで完璧に仕上げたいということなのでしょう。

この意識をもって、1000円カットで量稽古に励んだら、カット技術は向上するだろうなと思いました。基準を高くするということ。自分の仕事でも持ちたいですね。

 
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